2018/10/06
布衣秋のツアー2018寧夏のグルメ
寧夏のグルメと言ったらやはりこれだろう!!
炒烩肉(ChaoHuiRou)!!!
日本にはないので日本語ではうまく言えないが、
まあ「羊肉焼きそば」みたいなもんだろうか・・・
この焼きそば自体もオカズとして白飯と一緒に召すのが絶品!!
北京にも一軒だけこれが出せる寧夏料理の店を発見したのだけれども、やはり本場は違う!!
特にここ銀川では、私は最初に食べたのがこの店だったので必ずこの店に来る!!
イスラム寺院の南門に位置して、辺りはイスラムの伝統に即して屠殺された新鮮な肉が並ぶ・・・
もちろんイスラムなので豚肉はない。
羊肉でも一番美味しいとされているのがこの看板にもある「盐池(YanChi)」と言われる場所の羊肉なのだが、それを茹でただけという豪快な料理、「手抓羊肉(ShouZhuYangRou)」!!
忘れずに頼みたいのは「沙葱(ShaCong)」!!
「砂漠のネギ」と書くが、これは実は砂漠に生える牧草のおひたし。
「寧夏の羊はこれを食って育ってるからこんなに美味いんだよ」
と地元の人しか知らない「通」のグルメである・・・
香川県の人間は飲んだ後にシメとしてラーメンではなくうどんを食うと言うが、ここ寧夏ではもっぱら「羊杂碎(YangZaSui)」!!
羊の臓物のスープであるが、
実は北京から来た撮影クルーは、店先の大きな釜で臓物を茹でているその匂いで「ダメ」と言ったが、それをこの容赦ない唐辛子で辛く味付けして匂いを消すので大丈夫!!
ちなみにこの唐辛子も、羊の油で唐辛子を炒めて作っているので相当美味!!
見た目ほどは辛くありませんので地元の人は山盛りで入れます・・・
そして寧夏グルメの最高峰はこの羊の丸焼き!!
やはり昔からかなりのご馳走だったのだろう、
いつもここ寧夏でこれを食べる時には「儀式」があって、
まず店の人が歌を歌い、
一番のお客さんが駆け付け3杯酒を飲んでから切り分けることになっている。
もう肉も柔らかくなっていて、ナイフなど使わなくても手でむしって食べられる。
生ニンニクをかじりながら召すとまた格別!!
この日は地元の若いバンド「四暗刻」のメンバーも来ていたので、
出た瞬間に一瞬のうちに平らげられてしまいました〜
そして酔いが回ると高知の「はしけん」のような数当てゲームが始まります!!
寧夏よいとこ、LaoWuと知り合わなかったら一生来ることもなかったかも知れません。
色んな「縁」に感謝!!