2008/11/14
シンガポール最終日、移動日
バンドマンの朝が弱いのは世界共通のようで・・・
しかも特にこのBeyond関係は筋金入りである。
ワシの経験では夕方からのリハーサルに寝坊で遅刻して来るのだから半端じゃない。
当然ながら最終日の出発は朝いちで・・・なんてあり得ない!!
ホテルに追加料金を払ってでも夕方出発である。
仕方がないのでワシは観光・・・
名古屋ぐらいしかない大きさの国じゃが、
やっぱ観光と言うと一応マーライオンに行っておかねばなるまい。
ホテルから見えてるのでジョギングついでにちょこっと行って来た。
これである。
まあ「これは何じゃ?」と言われればそれまでじゃが、
口から水を吐く半獅子半魚の銅像である。
土佐の高知のはりまや橋は「日本がっかりする名所」のワースト5に入っていると言うが・・・うーむ・・・
その隣にある「小マーライオン」が更に哀愁をそそる・・・
赤道直下、真昼間には影も出来ない灼熱のシンガポールじゃが、
朝夕は涼しいし、昼間でも日本の蒸し暑い夏と違って非常に過ごしやすい。
ジョギングの後はホテルのプールでひと泳ぎし、
マレーフードとビールでみんなの起床を待つ。
ほろ酔いのままシンガポール空港へ。
さっそくポールはファンに囲まれる。
ワシはベンチで酔いを醒ましていたら、
隣の白人が目を白黒させて聞いて来た。
「Who is him?」
まあ無理もない。
中華圏では大スターでも欧米では(チャイニーズ系以外)まるで無名である。
「He is a Chinese Rock Star!」
ワシが胸を張る必要はないのじゃが、
何故か胸を張ってそう答えた。
中国のロックスターとの旅は今日で終わりである。
このまま香港に帰り、仮眠して翌日朝一番で日本に帰る。
願わくば直行便、もしくは午前の便でその日のうちに日本に帰りたかった・・・