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2008/04/08

四川ツアー

布衣(BuYi)が成都、重慶とツアーに行くと言うので、
ノーギャラだと言うのにのこのこと着いて行った。

目的はただひとつ!!本場の四川料理である!!

会場に着いてサウンドチェックもそぞろに、向かうは麻婆豆腐の発祥の店「陳麻婆豆腐」である。
ChenMaPoDouFu.jpg

そしてこれが本場の麻婆豆腐。
MaPoDouFu.jpg

そう、陳婆さんが作った豆腐料理。当然ながら辛い!
その辛さは脳天にキーンと来る唐辛子の辛さと共に、
下が痺れる「麻」と言う辛さ、これは「山椒」の辛さである。
「山椒は小粒でぴりりと辛い」と言うレベルではない。

そして日本でも馴染みの深い「坦々麺」。
DanDanMian.jpg

これも当然ながら辛い!
日本で食べる胡麻味噌のピリ辛と言うレベルではない。
ラー油の中で麺が泳いでいると言う感じである。

そして「本場は違う!」の典型的な料理がこれ。「回鍋肉」である。
HuiGuoRou.jpg

日本ではキャベツと甘味噌で炒める豚肉料理だが、これは明らかに「ウソ中華」である。
もともと回鍋肉は肉の保存料理。
「回」は戻って来ると言う意味の中国語で、
「鍋に戻って来る肉」、つまりいつでも鍋で炒め直して食べれる肉料理と言うわけである。

当然ながら甘味噌など使わない。
基本的にこれも辛い料理である。

「四川料理は辛くない料理はないんかい!」
と突っ込まれそうだが、独断と偏見で答えさせて頂くと、「ない!」である。

Shokutaku.jpg

食べ終わった皿はご覧の通り「真赤」。
辛いも相当辛いのだが、本場の唐辛子は辛い中に甘さがあり、味が深い。
この辺が四川料理の神髄であり、
当然ながら北京で食べる四川料理でもこのレベルには達せない。

満腹のままライブをやったが、
ドラムソロを叩けば唐辛子が胃からこみ上げて来るし、
吐きそうな思いを耐えながら何とかステージを終えた。

そして夜はまた辛いものである。
MaLaTang.jpg

麻辣燙(マーラータン)!
ご覧の通り、まるでラー油の中で串を茹でるような料理である。

これがまた半端じゃなく辛い!
辛いものにはビールが合うのじゃが、
これがまたどんどんビールが進み、
そして辛いものとアルコールで頭がぶっ飛ぶことになる。

「ファンキー、大丈夫か?」

気がつけば飛んでいた。
「飛びます飛びます、日本を四川にしておくれ!」

仮眠を取って次の日は重慶。

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