ひとりドラムの軌跡

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2007年9月29日

頑張れ高知ファイティングドッグス

今年の夏は父の葬儀やら何やらで結局2か月間ずーっと日本にいた。
・・・暑かった・・・

北京に帰るチケットをBookし、
「もう北京は秋だなぁ・・・」
などと郷愁を募らせている頃、
地元のラジオでショッキングなニュースが飛び込んできた。


四国アイランドリーグは、
財政難のため、高知ファイティングドッグスのオーナーを急募、
10月半ばまでにオーナーが見つからなければ、
四国4県のうち高知のみがその球団の活動を停止する。


なんじゃと!!!
ワシはせっかく「よさこいランナー
と言う応援歌まで作って、
それがいざ発売となったらいきなり活動停止かい!!!

こうなったらワシがオーナーになって存続してやる!!

などと思って調べてみると、
球団の運営には1年でおよそ1億円がとこ金がかかると言う話である。

ひえぇー・・・

スポンサー収入や、試合の興行収入でそれを補っているのであるが、
高知県にはナイター設備がある球場がないので、
ナイターで試合観戦出来る他の3県と違い、
やはり観客動員数で大きな差がついてしまう高知ではオーナーが見つからず、
現状ではリーグ自体がその運営をやっているのだが
もうそれが限界に来たと言うことである。

念願のランナーのCMの印税が入り、
懐が少々は暖かくなったワシであるが、
年間1億の金となるととてもじゃないけど手が届かん・・・
誰かこの危機を救ってあげれるお金持ちはおらんもんか・・・

・・・ま、まずおらんやろうからワシは考えた。
それなら高知市民が株主となって球団を支えてゆけばどうだろうか。
1株1万円で有効期限1年限りの株を1万株売れば球団は存続出来るぞ!

高知と言えば「よさこい祭り」を生みだしたお祭り大国である。
そして「ひろめ市場」と言う、
昼から酒が飲めてタタキが食える屋台村が大成功している。
ナイターが出来なければ、
リーグにお願いして高知の試合だけは土日祝日のデーゲームにしてもらい、
その日を朝から「よさこい祭り」に、
そして球場全体を「ひろめ市場」にしてしまえばよいのである。

高知にはアマチュアバンドをはじめとし、
ダンスバンドやブラスバンド等、
発表の場を求めている人たちはたくさんいる。

シーズン中毎週末祝日が「よさこい祭り」となる球場のイベントには、
もちろん株主以外は参加することが出来ない。
出演者は持ち株が多い順にいい出番で出演出来るし、
球場最後列の屋台の出店は、
持ち株が多い順にいい場所とその面積を確保できる。

そして高知と言うところは、
「よさこい祭り」を運営するための数多くの制作会社、
そしてPA、照明等、設備関連の会社が日本一多い。
彼らはその機材提供や制作を無料で請け負う代わりに、
その労力に応じた株をもらえる。

いやいやどうせ大半の会社はよさこい祭り以外の時期はヒマなのである。

そして一番貢献してもらうのは高知のメディア。
中央からネットされている番組を買うには金がかかる。
地元制作の番組を作るにも金がかかる。
特に地元ケーブルテレビはチャンネル数が多い分もっと大変である。

それやったら番組枠だけを無償で提供してくれればよい。
制作は株主である別の制作会社がやり、
番組には全ての株主のCMなりのテロップを流す。
もちろんその長さは持ち株の多さに比例する。

1株1万円と言えば1か月で1000円を切る。
球場イベントにも参加でき、
屋台で出店も出せて、
おまけにメディアでCMまで打てるんやったら
1株と言わず数株持つ輩もたくさんおるんではないか・・・


「ファイティングドッグスを残そう会決起集会」
とやらがあると言うので顔を出して来た。

私設応援団やら県のお偉いさんなどが集まって
マイクをまわしながらいろいろ発言していたが、
「ナイター設備を作って欲しい」
「いやそれには数億の予算がかかるから無理だ」
とか、
「四国4県の中で高知だけがなくなるのは恥だ」
とか、埒のあかない話ばっかりしてるので、
「ちょっといいですか」
とマイクを奪い取り、ワシのそのアイデアを大々的にぶち上げた。

反応は・・・ぱらぱらぱら・・・

そんなに奇抜なアイデアか?これは!!!
悔しいので企画書にまとめてもらい、
球団側のトップに直接送ってもらおうと決意。
もう発言はせずにただ座っておこうと思ったら、
県のお偉いさんの次の一言でワシは激怒!

「球団としましても、
続けるとなると来年スケジュール調整とかでもう今から業務は始りますし、
存続するかどうかは早めに決定しないと
選手のみなさんにも迷惑がかかりますから」

「ちょっといいですか!!!」
またマイクを奪い取るワシ、
困惑する会場、
止めようとする司会者・・・

「ワシら部外者が何とか存続してもらいたいと頑張ってても、
球団側が自分で勝手に締切作ってそれを延ばすことも出来んなんて、
そりゃ本末転倒もええとこやないかい!
10月半ばでスポンサーなんか見つかるかい!
存続したかったら締切延ばせ!アホたれ!
存続したいんかい、しとうないんかい!」

しかしその発言者は実は球団の人ではない。
その日、ファイティングドッグスは追加試合のため
球団関係者は誰も参加していなかったのである。

ワシは思う。
今日ここに選手たちがいたとしたらきっとこう発言したことだろう。

「僕ら、野球が好きなんです。
何でもします。球団を存続させて下さい!」

プロとはいえマイナーリーグ。
月給12万円で生活しながら、
田植えの時期には農家に手伝いに行き、
オフシーズンには地元でバイトを斡旋されて働きながら野球をしている。

これを「ロック」と言わずして何とする!!


結局ワシの意見は黙殺され、
議題は募金の話とか、
もし存続しようとして動いてダメだったらその責任が誰がとるのかとか、
これまた全然ワシが願っている世界と違う方に動いてゆく。

責任なんか政治家が取れ!
ワシが後ろにメディア引連れて、
地元の市議会議員県会議員ひとりひとりにインタビューしてやる。

「ファイティングドッグ残したいですか?
立ち上がりますか?
立ち上がるなら来たるべき株主1万人の票は全部あなたんとこに行きますよ」

そん代わり球団の赤字はお前が被れ!
メディアでタダで政見放送出来るんやから安いもんやでぇ。


結局この決起集会は失敗だったとワシは思う。
次期知事を狙っていると言う噂の人物も来ていたが、
ワシの意見にも耳も傾けん奴に知事はつとまらん!
わしゃお前には投票せんぞ!
(現在ワシの住民票は高知にあるもんで)

ま、ええわ。
どうせワシは明日には北京に帰る。
ひとえに選手たちのことを想んぱかるのみである。

「まあみんな、気ぃ落とすなよ。
野球を愛してるんやったら、
きっとどっかでずーっと野球が出来る。
それだけはワシが保障する」


金のない奴は俺んとこへ来い!
俺もないけど心配するな!

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「よさこいランナー」発売中!
http://www.global-twist.com/CICADAPEAKS/YOSAKOI/index.html

「これが1枚売れたら選手たちの生活が少し潤う」
がスローガンやったが、
1枚売れたところで球団が存続すると言うほど影響力はない(涙)。


Posted by ファンキー末吉 at:06:03 | 固定リンク

2007年9月 2日

始球式

よさこいランナーがついに製品となって発売された。

YosakoiRunnerJacket.jpg

一応高知限定販売なのだがここで通販で購入も出来る。


この楽曲は四国アイランドリーグ高知ファイティングドッグスの応援歌となっているのだが、
この高知ファイティングドッグスの選手達の生活こそ「ロック」である!

マイナーリーグなので給料がそんなに出るわけでもなく、
地域密着なので時には農家にも出向き田植を手伝う。
当然ながらこのよさこいランナーのプロモーションにも駆り出される。

街に出て一緒にチラシを配る。
そのついでに配るのはホームグラウンドである高知での試合のチケット。
当然ながらワシもその試合に行かないわけにはいかない。

夏休みももう残り少なくなった8月30日。
子供を誘ったら「暑いから」と断られ、
高知在住の友人には「仕事だから」と断られ、
ワシは結局ひとりでその会場に駆けつけた。

アナウンサーが選手を紹介し、
スポンサーを紹介し終わった時、
「それでは始球式を開始したいと思います」

なんと始球式のボールを投げるのはワシだったのじゃ!!!

恐ろしいことである。
野球など中学校以来したこともなく、
基本的にテレビで流れる試合なども見たことがない。

そんな人間が始球式なんぞ・・・
・・・ってそれよりマウンドからキャッチャーまでボールが届くのか・・・

Shikyushiki.JPG

山ボールのクソボールを、
お約束のようにバッターは空振りしてくれる。

「ストライク!!」

審判が景気よくそう叫んでから試合が始まる。

そして今度は本物のピッチャーが投げる。
当然のように速さが全然違う。
「手前で伸びる」と言うが、
物を投げて放物線にならないと言うのはそもそも物理の法則に反しとる!!

「やっぱ本物は違うなぁ・・・」
感心することしきりのワシに球団関係者がぼそっとつぶやく。
「これだけ投げられてもプロになれないんだから
プロ野球っつうのはそれだけ物凄いっつうことですよ・・・」

いえいえ、彼らは少しでも給料もらって野球やってんだから立派なプロですよ。
現にこうしてワシを感動させてくれてるんやし・・・

思えばワシらアマチュアの頃は「お金払って」バンドをやってた。
「プロになって」とか言うが、
その実どこまでがプロなのかどこまでがアマチュアなのかもはっきりしていない。

音楽は彼らスポーツの世界に比べてどれだけ甘い世界なんだろう・・・
ドラムが下手でも歌が下手でも、
ある別の条件を満たせばその人たちはスターダムに登り詰めることができる。

しかしスポーツはそう言う意味では「結果」が全てである。
球を投げてどれだけ速いか、
走ってどれだけ速いか、
飛んでどれだけ高いか、
それだけが全てであり、
コネがあっても金があっても、
どんなバックアップがあっても役に立たない。

聞いた話によると、あの松坂の弟がこの四国アイランドリーグにいるらしい。
兄貴があれで自分がこれだとかなり精神的に大変だと想像するが、
ワシはきっと彼は「野球を愛してる」からこそここで生きているのだと思う。

素晴らしい奴らである。
ワシは金がたまったらこいつら全員にカツオのタタキを腹いっぱい食わせてやるぞ!
そう心に誓って球場を後にした。

ちなみにこの日の高知対香川、
1対10で高知の惨敗であった。

頑張れ高知ファイティングドッグス
ワシがついとるぞ!


PS.
このCDが1枚売れれば、
それだけ球団が潤い、
選手達が潤い、
地域が潤い、
そして世界が平和になる。

みなさん世界平和のために是非このCDを(出来れば球場に行って)購入して欲しい。

Posted by ファンキー末吉 at:09:16 | 固定リンク