ひとりドラムの軌跡

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爆風スランプトリビュートアルバム WeLoveBakufuSlump

2001年4月 9日

北京行きがビザでダメになり家で・・・

週末、北京に住む日本人留学生の爆風ファンからMailが来た。
前回のメルマガを配送する前のことである。

「最近HPも更新がないし、メルマガも届かないし・・・一体何してるんですか?」

まあなるほどと言うMailである。
昔爆風が売れに売れてた頃、
人生これほど忙しいと言うことがあるのかと言う毎日だった頃、
全国ツアーとレコーディングに追われ、
ベストテンだのトップテンだのへの露出が少なくなったある時期、
香川県のうち近所の商店街のオッサンがうちの親にこう言ったらしい・・・
「覚くんももう終わったんかのう・・・
東京でヒマしとるぐらいやったら帰って来いやと伝えてくれ」

まあ昔はテレビだけしかワシが活動しとるかわからんかったが、
今はインターネットだけしかわからんと言う・・・
これって広まったの狭まったの?・・・



ところでそのMailにこんなことが書いてあった。

「BEYONDのドラマー、Wingさんが北京で何かライブをやるらしんんです。
末吉さん、何か知ってますか?」

Wingと言えばワシの大親友である。
彼が日本の女の子と遠距離恋愛してた頃は、
よく香港から国際電話で相談を受けたもんじゃ・・・

去年来日して五星旗の「1.5」と言うアルバムに参加してもらったが、
その時は、Jazz屋で飲んで朝まで説教された。
何かワシの結婚前に嫁と密談を交わしたその席だったらしい・・・
「お前、家庭をもっと大切にせなアカンでぇ!」

そんなやりとりを聞いてたバーテンの南波。
「俺、今日は感激っすよ、末吉さん。
ダチって本当にいいもんですよねえ。
そんな出逢いの場所でシェーカー振らせて頂いてるの、本当に幸せっす・・・」

と言いつつ奴ももう独立してワシの出版の仕事とか手伝いながら、
今は時々お手伝いでしかJazz屋には立ってない・・・

同様に時代は移り変わるもんで、
BEYONDはボーカルの黄家駒が日本でバラエティー番組の収録中に事故死、
3人で見事に復活したが、現在は活動休止である。
各メンバーのソロ活動が注目されている今日この頃だが、
ギターのポールは先日ソロアルバムを発売し、
ワシも2曲ドラムを叩いている。
Wingは昔から「北京はRock Townだから行きたい」と言ってたが、
残念ながら今回はRockではなく、ディスコで何かするらしい。

急に無性に会いたくなって電話をしてみる。
「北京に行くってホンマか?(これ、日本語訛りの中国語)」
「おう、何で知ってんねん?(これ、広東語訛りの中国語)」
行くぞ!北京で素敵な仲間達と酒を飲むんじゃ!

週末のスケジュールを調整して、
いつもの旅行会社に電話を入れる。
「明後日のチケットよろしくね!」
しかし後の祭りだが、これがいつもの旅行会社だったのが悪かった。
チケットをわざわざ自宅近くまで持って来てくれて受け渡し。
久しぶりに会ったので立ち話などして、
「じゃあ」
と別れたその瞬間。
旅行会社のその友人の一言。
「末吉さん、確認してなかったんですけど、ビザは大丈夫ですよね・・・」

日本人が中国に入国するためにはビザが必要である。
またこれが通常では1次ビザで、
行く度に新しいのを取得しなければならないので大変なのだが、
ワシの場合はもう「マルチビザ」っつうのをもらっていて、
一度のビザで何回でも入国出来るのさ・・・

「まあマルチやから大丈夫やと思うが、確認して見るわ・・・」
その場にパスポートまで持ち歩いているのがワシの生活である。
このパソコンバッグさえあれば、
ワシはいつどこにでも逃亡出来て、
そこで仕事から生活から全て出来るのである。

「ビザが切れとった・・・」

かくして北京行きは土壇場で断念・・・
チケットをキャンセルし、とぼとぼと自宅に帰る・・・



自宅には今、何故か家族以外の人間が住んでいる。
通称「マオミー」と言うが、
この人、数年前日本人と結婚して、
何で旦那ほっといてずーっとうちにいるのかようわからんが、
まあプライバシーやし、込み入った話を中国語でするのもめんどくさいので、
気が付いたら何も聞かずにもう1ヶ月近く一緒に暮らしている。

まあ家事一切をやってくれる主婦的人間で、
うちの嫁と違ってキーキー言うこともないので暮らしやすいが、
今これを書いている現在など、
嫁が仕事に行ってるこの時間、
どうしてこの赤の他人とふたりっきりで過ごしているのか少し不思議である。

この前までは「シャオマー」と呼ばれる若い娘が住んでいた。
ある時期など韓国に留学していたその彼氏まで住んでいた。
彼氏も移り変わり、日本語を喋れないアメリカ人まで来た日にゃあ、
中国語と英語の狭間でえらい疲れた・・・

そう言えば当時は嫁も子供連れて北京に里帰りしてて、
数ヶ月その若い娘とふたりで暮らしてたこともあったなあ・・・
よう間違いがおこらんかったもんじゃ・・・

その娘、思えば巨乳系であった。
うちの子供をマザー牧場に連れて行った時、
牛の乳搾りをさせようとして、
その牛を見たその瞬間にうちの娘が牛のオッパイを見て一言。
「シャオマーみたい・・・」

あいつは牛か!

今ではアメリカに留学している。
元気だろうか・・・

ある日、がらっと部屋を開けたら風呂上りのその娘に遭遇したことがある。
むふふであるが、
それ以来ワシは人の部屋には入らないようにしている・・・

人の部屋と言ってもワシの家だが、
うちの家にワシの部屋はない。
このパソコンバッグだけがワシの全てである。
このまま家が火事になって全てを失ってもワシは少しも困らん・・・

昔は家にちょっとしたレコーディングが出来る部屋があった。
昔はそこで数々の名曲を生み出した(これ言い過ぎ!)のであるが、
子供が出来て、制作活動の佳境の時に邪魔されるのも大変である。
ヒドい時には、ワシが物凄くのめり込んでいて、
入り込んで入り込んで、涙流しながら曲作ってて
(実際あるのよ、そんな瞬間・・・)
もうちょっとで出来上がるっつうその瞬間に嫁が部屋に入ってきた。

がちゃ・・・

ずんずんずん・・・・

むぎゅ!
(これワシの耳をつかむ音)

「痛ってー!・・・な、何すんねん・・・(痛くても瞬時にこれを中国語で言うワシ・・・)」

嫁はものも言わずワシの耳を引っ張って、
ずんずんとワシをお風呂場までひきずってゆく・・・

「我給説一百遍了!」

はあ?・・・

言葉が聞き取れてないのか、
あるいは正しく理解出来てないのか、
はたまた状況を理解出来てないのか、
彼女の行動を理解出来てないのか・・・
恐らく全て理解出来てないのである・・・

きょとんとして一生懸命頭を働かせているワシ・・・

嫁はやっと耳から手を放してワシにまくしたてる。
「○☆◇●§£¥★▲※□・・・!」
怒ると早口になる上に、
「罵人話」と言う人を罵る学習したことのない単語が増えるのでさっぱりわからん。

見ると、風呂場の水道からぽたぽたと水滴が落ちていた・・・

きれい好きで神経質で、
耳と鼻が異常にによくて過敏な嫁は、
はたしてその音に我慢出来なかったのか、
はたまた家計を預かる者として水道代の節約のために怒ったのか・・・

部屋に戻ったワシは、
作業を再開しようと思っても、
そのインスピレーションのかけらも残っておらず、
こうして世に出ずに埋もれていった名曲は実は数多い。
(これ、ちょっと言い過ぎ・・・)

うちの嫁、
その時の水道代をケチって、
ひょっとしたら数百億稼ぐやらわからん名曲を失う・・・
(これ、かなり言い過ぎ・・・)



こんなこともあって、
うちの機材を全部仮谷くんちにあげてしまい、
今では全てをこのノートパソコンでやっている。
近所の公園とドトールコーヒーがワシの職場である。



もうすぐマオミーが飯を作ってくれるが、
子供が帰って来る時間を見計らってワシはまたパソコンバッグ持って家を出る。
パスポートも持ち歩いとるし、
このままどっかに行ってしまってもいいのじゃよ・・・

暖かくなって来たんで、北京もええのう・・・

ファンキー末吉

Posted by ファンキー末吉 at:11:40 | 固定リンク

2001年4月 4日

香川県の双子ユニットをデビューさせた。

ところでワシはヒマである。
二井原がオリジナルラウドネスの復活、
そして今はMetalizationの英語版のレコーディング。
ワシと言えばはおふくろを麻布十番温泉に連れて来て、
その帰りにひとりでスタバに寄ってこれを書いている。

最近はデータベースソフト、Access2000のプログラマーとして、
事務所のイベント管理データベースから、
XYZレコードのリリース管理データベースから、
ファンクラブのから会計から、
そりゃそりゃもういろいろ構築した。
ワシがOLやったら間違いなく高給取りである。

こんなことやってたら音楽からどんどん離れ、
ストレスが溜まるかと思ったら実は逆で、
これがワシのリフレッシュ法なのかも知れない。
何せ小さい頃の夢は
数学の先生かコンピューター技師になることだったんやから・・・



現在は出版業務のデータベースを構築中。
XYZレコードが和佐田プロデュースとかでもどんどんアイテムを出すので、
管理楽曲もすでに30曲を超えている。
メガヒットがあるはずもないので、
労力に報われんほどの収入のために人が働くのもアホらしい。
データベースさえ構築すれば、
まずそれを開けば
どの楽曲に関する作品届、そして契約書、分配等が滞ってるか、
そしてJASRACから送られた書類をアホみたいにそのまま入力しさえすれば、
分配金から明細書までが打ち出せる夢のようなデータベースである。

もう構築に半月以上費やしている。
風呂に入ってても、道を歩いてても、
考えることはプログラムのことばかりである。
もはや頭の中はこのVBAと言うプログラム言語でモノが考えられている
と言っても過言ではあるまい。

先ほども麻布十番温泉に入りながら考えていたら電話が鳴った。
「もしもし・・・ピアノの進藤ですが・・・」
「おう、進藤くん。この前はお疲れさん」
「あのー、五星旗の2ndに入っている私の曲なんですが・・・」
「ああ、オリエンタル・フライトね」
「まだ契約書とかにサインした記憶がないんで電話したんですが・・・」
げっ・・・・
半年も前のアルバムの楽曲を、まだJASRACに登録してなかった・・・

データベース構築する前に、業務をちゃんとやっとけよってな話である。



さてこうして小さいながらレコード会社なんぞをやってたら、
知り合いから「レコード出してくれませんか」と言う話はごまんと来る。
めんどくさいのでよっぽど関係が深いところとか、
酒飲んで無理やりウンと言わされないかぎりやりたくないのだが、
そんな中でも和佐田プロデュースの
「アコースティック・パワーin関西」
と言う弾語りのオムニバスは初日に160枚とかのバックが来た。
三井はんと大村はんの売上枚数を初日に追い抜いたのである。
(何と言う低レベルの戦いなことか・・・)
まあ低レベルなら低レベルで、
会社として赤は出ずにいい音楽聞いて旨い酒でも飲めればそれでいいのだが、
先日その発売記念ライブを見に行ったのだが、
その中でも特に小竹っつう奴の歌は鳥肌もんやね・・・
こんな奴がまだ埋もれてたんかと思うとこれが非常に酒が進んだ。
日本もまだまだ捨てたもんじゃない。

聞けば小竹には双子の弟がいて、
一緒にバンブーブラザースと言うバンドもやっているらしい。
見てみたいもんだ。

最近双子に縁がある。
先日も鬼太鼓座の看板スターだった井上兄弟の新ユニット
「阿吽(あうん)」のレコーディングに行って来た。
篠笛と和太鼓とハードロックドラムの競演である。
他にもTMスティーブンスがプロデュースした、
阿吽三味線ハードロックバージョンなどもあってなかなか楽しい。

そして今度ROCOCOと言う香川県の双子のユニットをデビューさせる。
先日高松に歌入れに行って来た。
オケは東京、歌は高松など、
中国やタイでレコーディングしている私には屁の河童(死語)である。
片っ端から歌を入れて、そのデータを東京に送りつける。
もう今や全世界どこでいても仕事は出来るのである。

今回は夜総会バンドの時にコンビを組んでた
作詞の田久保さんと久しぶりにコンビを復活した。
サンプラザ中野に次ぐ私の半身のような存在である。
(下半身やったらイヤやなあ・・・)
何か痒いところに手が届くような感触でレコーディングを進めてゆくうちに、
だんだんとこのROCOCOにハマってゆく自分を感じた。
歌データを聞いた田久保さんも「これは凄いわ・・・」と感心している。
何が凄いんだろう・・・

データを整理しながら考えた。
「双子だから凄い」のである。
ザ・ピーナッツを研究して、
意外とハーモニーよりもユニゾンが多いことを発見!
コーラスラインをどんどんとユニゾンに変えてレコーディングをしていったのだが、
同時に歌うふたりの音のずれ方・・・
つまり人間なんだから絶対にぴったり同じ音程にならないのだが、
基本的に同じ声帯を持っているんだから同じ声なのに、
それが人生が違うから歌い方が微妙に違ってたり、
そんなのがお互いの出方を探りながら、
絡まりあうように音程が瞬時に落ち着くのである。
これぞ双子の醍醐味・・・

二井原なども自分の声を2度重ねたりするが、
その場合は同じ声が同じ歌い方で
前のテイクを聞きながら同じように重ねてゆく。

通常のデュエットの場合は、
違う声のふたりがお互いを探りながら絡まり合う。
ところが双子は同じ声なのに違う人間なのである。

モスラと言う映画に、ザ・ピーナッツ演じる双子の妖精が出て来るが、
双子と言うのはその妖精のように、
人間ではなく、小動物に近いのではあるまいか・・・

Puffyのふたりも区別出来ないワシは、
もちろんROCOCOのふたりを区別することは不可能だが、
声のデータを聞いて、どっちが姉の愛子で、どっちが妹の奈央子かはわかる。
「よくそんなことわかりますねえ」
とエンジニアリングもしているco-producerの仮谷くんが言うが、
性格が違うから当然歌が違うのである。

田久保さんがそんな情報を受けて、
また「人間の表と裏を歌い分ける」詞をつけて来る。
「この曲に関してはね、
愛子は人間の表を表現して、奈央子はその心の裏側を表現するんだよ」
そんなディレクションをしながら、
アーティスティックなことをいろいろ考えた。

これが通常のデュエットだったら、
違う人間が別々の人間としてひとりの人間の表と裏を歌い分けるのであるが、
双子の場合は、限りなく同じ人間として歌い分けることが出来る。
・・・深い・・・
この双子ユニット、
当分は私と田久保さんのアーティスティックな欲望の表現者となることであろう・・・



そんな話を先日アコパのライブの時に小竹にしていた。
「なあ、君ら兄弟もROCOCOと一緒にやらんか?
バンドなんかどや?
そしたら阿吽も呼んできて双子3組でなんかおもろいんちゃうん!」
「ファンキーさん、それなら7組集めて七対子(チートイツ)っつうのはどうです?」
おもろい!

よし、このメルマガの購読者に呼びかけて双子を大募集!
7組集めて・・・・
集めて・・・・
集めて・・・・

何をやろう・・・・

それより今度は三つ子を探して来て双子と組ませて
「フルハウス」っつうのはどやろ・・・

・・・とか考えつつ、うちの社長にクギを指された。
「末吉ぃ、それってネーミング以外の何が面白いとこあるの・・・」

うーむ・・・
レコード会社を持ってしまった今となっては、
出そうと思ったアイテムは何でも発売出来るのは非常に危険である。

とりあえず夏頃には双子ばかりを集めたイベント
(アメリカで以前やってて騒がれたよね)
をやろうと思う。
誰か双子おったら紹介して!

ファンキー末吉

Posted by ファンキー末吉 at:19:00 | 固定リンク