ひとりドラムの軌跡

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2013年1月30日

ロリータ18号

実は別にロリータ18号がLoftでワンマンがあるからと言って
「これは行かねば!!」というような気持ちではなかった。

ちょうどその日、
新宿高田馬場での老呉(LaoWu)と張張(ZhangZhang)の最後のライブ、
つまり彼らの日本での全ての仕事が夕方終わるということなので、
そのまま彼らを新宿界隈にでも連れて行って、
「ついでに何か日本のバンドのライブでもあったら見せてやろう」
ぐらいの気持ちであったのだ。

だいたいが、中国でロックが始まったのが1986年、
まあその歴史が30年もないのだから
「25年アンダーグラウンドでバンドを続ける」
ということ自体が中国ではまずあり得ない。

利に聡い中国人、そんなことで人生の大半を無駄に使うよりは、
もっと手っ取り早く金になる道をすっと選ぶのだ(笑)

「日本にはなぁ、もう25年やってる女性パンクバンドがあるんや、見に行くか?」
ふたりに聞いてみて連れてゆくことになった。

まあ平ったく言うと、「そんなに期待せずに」見に行ったライブである(スマン)。
ところがそれが会場で数曲聞いただけでぶっ飛んだ!!!

Rolita18Loft1man.JPG

文章でそのインパクトを表現するのは非常に難しいが、ひと言で言うと
「何じゃ、こいつら!!!バケモンか!!!」
という感じである。

特にボーカルのマサヨ姐はもう「妖怪」の域に行っとる!!(キッパリ)

あの人の声はもう酒とタバコで潰れてしまっているので、
「歌う」というよりは「絞り出す」という感じ。

「強くあれ!!強くあれ!!何もかも笑えるくらい」
そう絞り出して叫ぶマサヨ姐の表情にもぶっ飛ばされた。

あの日スタジオで、
「今度飲みに行こうぜ!!」
と誘った時、自分の手帳とにらめっこしながら、
「すみません、スケジュールが全部合わないんです」
とバツが悪そうに答えたマサヨ姐、
「お前らそんなに忙しいんかい!!どんだけライブやってんねん!!」
そう突っ込んだら、
「いや、ライブじゃなくて・・・バイトが・・・」
と照れながら笑った。

40過ぎてまだバイトやりながら、
自分らで車運転して全国津々浦々ライブを廻る。

バンドがなければライブもやれないから、
そりゃバンドを維持するためにはいろいろあるだろうけど、
頑張って、それでもバンドをやって来てよかった・・・

そんな気持ちがマサヨ姐の歌から表情からありありと読み取れるのだ。

「ワンマンやって本当によかった!!
ライブ最高!!ロリータ最高!!」

そんな気持ちがビシビシ伝わって来るのだ。

気がついたらワシは号泣しながらライブを見てた。
前の方で押し合いへし合いしているパンクスに混じって、
おっさんがひとりぽつんと号泣しながらライブを見ている図・・・

最後の曲のエンディングで、
バンドの音がピタッと止まって無言になり、
マサヨ姐はひとり客席に降りて来て、
客席の真ん中のテーブルの上に登って生声でこう叫んだ。

「だけど、そんなPUNKが・・・私は大好きなのですーー!!!」

そう叫んででエンディングのかき回し。
見れば老呉(LaoWu)も張張(ZhangZhang)の頬にも涙が光る。

言葉が全然通じないのに「気持ち」が通じているのだ。

誰でも何かを好きになることがある。
大好きになることがある。

でもこれほど「好き」になること、心から「大好き」であること、
そしてそれをやり続けること、
そしてそれが「幸せ」だと心から感じること、
その純粋さこそがPUNKなのだ。

彼女たちの演奏は、聞く人をそんな気持ちにさせるのだ。

「すっげーよ、このボーカル。
涙を浮かべながら笑いながら歌ってんだぜ!!
あの人のパフォーマンスには少しもウソがない。
こんなバンド中国にはひとつもないよ。
俺は中国じゅうのパンクバンドにこのライブを見せてやりたい」

そう言って老呉(LaoWu)はすぐさま中国のTwitter微博(WeiBo)にそれを書き込む。
そしたら中国じゅうのパンクスからRTが来るのだ。

「彼女たちの北京でのライブを見に行ったよ。最高のバンドだよ!!」

そうかぁ・・・ヤツら・・・中国でもライブやってたのか・・・

「おい、ヤツらを中国呼んでお前らと一緒にツアー廻ったらどのぐらい客が来る?」
老呉(LaoWu)にそう聞いてみる。

「そうですねえ・・・日本からの渡航費は難しいにしても、
とりあえず国内移動と飲み食いぐらいは出るんじゃないですかねぇ・・・」

よっしゃー!!ヤツらの全中国ツアー組むぞ!!!

老呉(LaoWu)にそう激を飛ばして帰国させたが、
しばらくしてこんなメールが届いた。


「北京、上海、银川、兰州、西安、呼和浩特、宁波、南京、武汉、成都、广州、
この辺は確実に200人以上は集客出来ると思います。
天津、昆明、深圳、郑州、济南、重庆、苏州、常州,太原、丽江、大理、西宁、沈阳、鄂尔多斯、乌鲁木齐、长沙、
この辺は100人以上。
これは最低でもという数字で、実際はもっと多く集まると思いますよ」

そりゃそうだ。
彼ら布衣単独でも今やそのぐらいの動員力はあるのだ。
北京での1stアルバム発売ライブは800人は動員してたではないか!!

北京じゅうのパンクバンド動員してロリータ呼んで1000人も夢ではないぞ!!


というわけで、渡航費を出してくれる協賛企業大募集!!
彼女たちがその企業を上記の27都市で宣伝します!!
(ワシが勝手に言ってるだけですが)

まあ協賛企業が見つからんかったらワシが渡航費を出そう!!
横浜から船に乗って3日間、上海に着いたらそのままツアー開始しよう!!

全中国27カ所、布衣の出身地寧夏省や、お膝元の北京、
ロックが熱い四川省や西安なんかは数本ライブやれるから・・・

だいたい2ヶ月のツアーかな・・・
やるぞ!!ロリータ!!!中国じゅうのパンクスの度肝を抜いてやってくれ〜!!

Posted by ファンキー末吉 at:17:03 | 固定リンク

2013年1月29日

忘れたんちゃうで〜紛失したんやで〜

最近とみに忘れ物が多く、
TwitterやFacebookで皆が「次は何を忘れるんやろ」と期待しているところもあり(笑)
そんなオーラがまたワシのところにやって来てまた忘れ物をしてしまうので、
今回は何度もチェックを重ね、全てのものを会場に持って行った・・・はずだった。

ところが会場に着いてドラムのセッティングを始めるべく、
ツインペダルのケースを開けたら入っているべきシャフトがない。

右足で踏む部分と左足で踏む部分をつなぐこのシャフトがないと、
左側のペダルはただペダルを踏んでいるだけで音など鳴るわけがない・・・

さすがに呆然として考える・・・
この日の楽曲は別にワンバスでも出来ないことはない。

しかしツーバスでなければドラムソロのネタが半分以上封印されてしまう(>_<)・・・

ダメもとでTwitterとFacebookでつぶやいてみる。

「ツインペダル持ってるアマチュアドラマー急募!!
どなたかツインペダルを会場まで持って来て貸してもらえんか?
持って来てくれたらドラムの真後ろでステージを見てもらいます!!」

普通ドラマーが叩くのを後ろから見れる機会はまずないので、
これはアマチュアドラマーにとっては夢のような話に違いない!!

面白がっていろんな人がリツイートやシェアをしてくれたのだが、
その中で、リンドバーグのチェリーこと小柳昌法さんがこれをシェアしてくれたことにより、
その生徒さんである梅田直樹という人が本当に会場まで持って来てくれた(嬉)

WithUedaNaoki.jpeg

約束なのでドラムの後ろからステージを見てもらった。

後ろから見てたら普通だと見れない足の踏み方や、
一番大切なのは特にスネアのゴーストビート。
どのようにしてスティックを転がしてグルーブを作ってるかをその目で見ることが出来る。

そしてセッティングの合間に何か教えられることは何でも教えてあげる。

「これはワシだけかも知れんけどな、
ワシは左手でスネアを叩く時に手を膝にぶつける高さが、
ちょうどスネアをリムショットする高さに調整するようにしている。
そうしたら毎回同じ角度でリムショットが出来るので便利やろ。
そやから見てみぃ、ワシの膝には長年のそのショットでアザが出来とる」
とか、
「リムショットじゃないショットをする時はこうするんや」
と言ってハイハットを踏む左足をちょっとつま先立ちにして見せる。
「バラードとかのAメロはこうやって叩くんや。
そしたらその角度も毎回同じになるから音色が均一になるやろ」
とか教えてやる。

何を教えたってワシは別に「もったいない」とかは思わない。
もともとワシのようなドラムなんぞ誰にでも叩けるのだ!!(キッパリ)

簡単なことなのだ!!
ワシと全く同じ生き方さえしてたらそれでええ!!(それが難しいんやて)

「スマホ持ってたら動画撮影してUPしてもええでぇ・・・」

別にその日の演奏がよかろうが悪かろうがワシはあまり気にしない。

「アマチュアは一番いい演奏で評価されようとするが、
プロは一番悪い演奏で評価される」
と言うではないか!!

もしその日の演奏がクソミソだったとしたら、
それは即ちワシがそこまでの「腕」しかないということなのだ。
UPされて笑われてもそれは仕方あるまい・・・

彼は一生懸命動画を撮りながら、
「ドラム見てたら動画がいつの間にやら明後日の方映してたりしてたんです」
と言ってたぐらいだからやはり「生で見る」ことを重視してたのだろう、
動画はUPされるかどうかわからんが、
彼の心の中に残っていて、それがいつか
「ああこれはこうだったんだ」
とわかる時がくればそれでいい。


ライブも無事に終わり、
その後飲みに連れてって質問があるかといろいろ聞いてみる。

「自分のバスドラの音がどうも小さくって悩んでるんです・・・」
そんな質問をするもんでワシはいつものように説教する。

「お前なぁ、頭で考えてたって何にも出来んぞ!!
人間が二足歩行する時に、右足を上げながら左足に体重をかけて、
前方向にバランスをくずして身体が倒れる前に右足を前に移動させ、
着地したら今度は体重を右足に移動して左足を上げて・・・
とか頭で考えながら歩こうとしてて歩けるか?!!
全てのことは身体に覚えさせるんや!!
頭でぐちゃぐちゃ考えたりするヤツに上手いやつなんかおらん!!」

困ってるだろうということでわざわざツインペダル持って来てあげて、
そいで延々と説教されるのも可哀想なのじゃが、
まあ少しでも彼のためになればと思ってのことである。

アリガタメイワク・・・(笑)


ちょうどその後ロリータ18号のライブに行く予定があったので彼も連れて行った。

その話は後ほどまたブログでじっくり語りたいが、
このライブがまた非常によかった!!

ワシも老呉(LaoWu)も張張(ZhangZhang)もライブ見て感激して涙が出て来た。
彼も非常によかったと感じたらしい。

「梅田くん、これやで!!とやかく考えるな!!
バスドラの音が鳴らんかったら死ね!!
そのつもりでステージ上がったらそれでええねん!!」

そうやってまた延々と説教が始まる(笑)

「ワシの中国語はな、ホンマ中学生英語程度の生活レベルや。
それに比べて通訳の人達は物凄い!!
でもな、中国行ったらな、若い衆がみんなワシの話を聞きたがるんや。
このヘタクソな中国語をな、みんな一生懸命頑張って理解しようとしてくれる。
あれだけ中国語が上手い通訳んところに人は集まって来んやろ。
何でやと思う?ワシはな、言いたいことがあるんや!!
そいつらやお前なんかに伝えたいことがあるんや!!そやからや!!
音楽も一緒やで」


一応彼は「頭」では理解したようだ。
それが本当に「心」で、「身体」で理解して、
細胞のひとつひとつが全部それに向かってドラムを叩いたら、
彼はきっと素晴らしいドラマーになってることだろう。

その時にはワシに一杯奢ってくれ〜(笑)


ps.そしてシャフトが見つかった。
ツインペダルのケースを勢いよく開けたもので、
そのまま飛んで行ってドラム台の後ろに落ちていたらしい・・・(>_<)

Posted by ファンキー末吉 at:01:07 | 固定リンク

2013年1月25日

中国WEEKで作った中華料理

「親の背中を見て育つ」とはよく言ったもんだ。

別に中国と何の縁があったわけではないが、
うちの実家は中華料理屋だった。

両親は仕事をしていて家にいなかったので、
ワシが小さい時の夢は、定時に家に帰って来れる「サラリーマン」。
特に理数系が得意だったので「数学の先生」か「コンピューター技師」だった。

それが何の因果かミュージシャンになり、
また何の因果か今週は店で中華鍋を振っている(笑)

まあその辺の話はまた機会を見てするとして、
今回は中華料理の話。

「料理はセンス」と言う言葉を聞いたことがあるが、
なるほど料理というのはなかなか奥が深い。

塩をどれだけ入れて、砂糖をどれだけ入れて、
どのぐらいの火の強さで炒めたらこんな料理が出来ます・・・
なんてことは「絵に描いた餅」で、
同じようにやったって必ずしも同じ味が出来るわけではない。

こういうところは「音楽」とよく似ている。

同じセッティングの同じドラムを叩いたって毎回音は違うのだ。

だから、今から料理のレシピをUPするけれども、
出来上がった「味」というのは厳密に言うと毎回違うし、作る人によってもまた違う。

いい加減にやったってそこそこの味にはなるし、
逆に完璧な味にしようと何度もやり直したからといって完璧なものが出来る保証もない。
でも偶然もの凄い完璧な味が出来たりするから音楽と一緒でまたやめられなくなったりする(笑)

バンドをやってたって同じようなことがある。

「おっ、今日はいい感じじゃないか」と思っても次はガタガタだったり、
プロ級の腕になればそれを無理矢理ボーダーラインのレベルに持っていけるが、
アマチュアの頃はやはり失敗して恥をかいて「学習」してゆかねばならない。

あと大事なのは「プロの仕事を見る」ことかな・・・

今回も一生懸命鍋を振っていて、
「あ、そうか・・・」
と思うことが何度もあった。

小さい頃店の手伝いをしていた時、
料理人がやたらオタマでカンカンと鍋を叩いている記憶があったが、
あれはカッコつけるためにやってたのではなく、
オタマについた水分を飛ばすためにやってたんだなと今さらながら気付く。

そう言えば布巾を用意しててことあるごとにオタマを拭いて、
火にかけた鍋をその布巾でひと拭いしてから油を入れていた・・・

何度も油が跳ねて手に火傷をしながら、
その職人の姿を思い出してやっと「学習」するのだ(>_<)

ドラムもプロの仕事見とかないかんぞ〜
「あの瞬間にあの人は何を考えていたのか・・・」
教えてもらっても全然わからないことも
目に焼き付けておけば、いつの日か自分にその瞬間が訪れた時に、
「そうかぁ、あれはこれだったんだ」
とわかる時がある。

今日で中国WEEKも終わって明日はX.Y.Z.→Aの渋谷ライブ!!
ドラマーは是非見に来るべきですぞ!!

2013年1月26日(土) 東京 渋谷 Star lounge
OPEN 17:30 START 18:00


話がそれてしまった。
中華料理のレシピを紹介しよう。


酸辣炒豆芽(もやしのピリ辛炒め)

SuanLaChaoDouYa.JPG

鍋に油を入れて熱して鷹の爪と粒山椒を入れる。
コツは、この場合油が高温過ぎると焦げて苦くなってしまうので、
低温油で鷹の爪とかがちょびっと黒くなるぐらいが香ばしい。

火を強くして水につけたもやしを放り込む。
水をつけてるのでジュワッと油が飛んで鍋に火が着くかも知れないが、
気にせずその鍋をひたすら振って混ぜ合わせる。

けっこう火がついた方が味が香ばしくなったりするから面白い。

調味料は醤油と酢と砂糖を同量とそれを同量の水に混ぜたものを作っておき、
それをジャバっと入れてもやしに絡める。

コツは強火で素早く炒めること。
もやしがしなっとする直前に火を止めて、
水溶き片栗粉を入れて混ぜて皿に盛って出来上がり。

最初に入れる鷹の爪と粒山椒の量を増やすことにより、
裏メニューである
「ロックンロールもやし」
「デスメタルもやし」
へと進化する。

この料理は材料を白菜にすると「酸辣炒白菜」となり、
キャベツにすると「酸辣炒圆白菜」となる。
どれも美味しいよ〜

ちなみに今回はショウガと酒と醤油で味付けした砂肝と
モヤシを炒めて塩コショウで味付けする炒鸡肫豆芽をお出しした。

DouZhunChaoDouYa.JPG

最初は鷹の爪も粒山椒も入れずに出す予定だったが、
やはりちょっと入れると全体的に香ばしくなったので入れてからもやしを炒めた。

鷹の爪と粒山椒の量を増やすと同じく激辛に出来ます〜


西红柿炒鸡蛋(トマトと卵炒め)

XiHongShiChaoJiDan.JPG

鍋を熱して油をたっぷり入れて、溶き卵を勢いよくぶっこむ。
ワシの場合つい油をケチって鍋に卵が焦げ付いたりしたが、
この場合は油は多め、火は強めがコツである。
熱くなって煙が出ているぐらいの油にジュワッといって卵が放り込まれてフワッと仕上がるのがよい。

完全に全部が熱が通らないうちに卵を別の容器に移しておく。
余熱で置いてるうちに自然に火が通ってしまうことも計算せねばならない。

熱が通り過ぎてると出来上がりの卵が硬くなるし、
あまりに生過ぎると出来上がりがどろっとしてしまう。

この辺のセンスも卵炒めにはなかなか難しい・・・

鍋に油が残っていればそのまま、
残っていなければ少量の油を入れて三日月に切ったトマトを炒める。

焦げてしまっては仕方がないので水を入れる。
この量も「センス」ですな(難)。
入れ過ぎると出来上がりが液状になってしまうし、
入れないと最終的にトマトと卵が混ざらず別モノとなってしまう。

出来上がりがその三日月のままが好きな人と、
ワシのように潰してしまうのが好きな人といるが、
一応ワシ方式で言うとこれをオタマでザクザクと切り潰しながら炒める(と言うより煮る感じ?)

トマトのエキスが十分にじみ出て来たらここに砂糖と塩を放り込んで味付け。

トマトの酸っぱさと砂糖の甘さがいいバランスになるようにするのだが、
「さじ加減」とはよく言ったもので、
トマトによって酸っぱみが違うし、先ほど入れた水の量によって味加減も違って来る。

ドラムを叩く時に
「先生、ここはベロシティー75ぐらいで叩けって言ったじゃないですか!!」
などと言われても、
他のプレイヤーの力加減によって必ずしも毎回同じ強さがベストとは限らない。

まあチェーン店とかだと誰が作っても同じ味にするために全てをマニュアル化するが、
そうなると外れはない代わりに「奇跡的に神がかりな演奏」というのも起こり得ない。
料理も同じですな〜・・・

あ、また話がそれてしまった。
最後にその炒まったトマトと先ほどの卵を混ぜ合わせて出来上がり。

これをご飯にぶっかけて食うと絶品です!!


・・・というわけで他にもいろいろお出ししたのですが、
まあこれらは簡単に説明しますと、

PiDanDouFu.JPG

ピータン豆腐!!
豆腐を切ってピータンをむいて乗せてタレを乗せただけ!!

タレは醤油と酒とラー油。
仕入れたピータンが黄身が半熟でとろっとしているヤツだったので好評でした。

最後にこれはLaoWuが中国から持って来た羊肉がないと出来ないが、
一応彼らの曲に「羊肉麺」という歌があるので中国WEEKでは必須となっている「羊肉面」!!

YangRouMian.JPG

つまりこれが食べられるのは日本ではうちだけということである!!(凄!!)

ちなみに前回はLaoWuの奥さんが、今回はLaoWu本人が作りました。
次の中国WEEKの時も是非作ってもらいたいもんです・・・

なんか鍋を振るのがだんだん楽しくなって来ました。
LaoWu達来れなくても中華料理の日ってのも作ってみたいね。

2月までは結構忙しいけど、3月になったら考えよう・・・

Posted by ファンキー末吉 at:16:26 | 固定リンク

2013年1月23日

激鉄オムニバス

小畑秀光が朝から熱くTwitterでメッセージを発信しておる・・・

何があったのじゃ?・・・きっと貧乏でもうどうしようもなくなったのじゃろう(笑)

思えば33歳にもなってこんな(アパートを借りる金もなく、
人からもらった軽自動車に家財道具を全部積んで友達のところを転々とする)
生活をしている男も珍しい・・・

ワシが19歳の時に家出をして、
せっかく受かった神戸商科大学を勝手に中退して、
下宿の大家さんにウソをついて部屋を解約し、
その金を持って東京に来た時もそんな感じだった。

早稲田の軽音楽部にもぐりこんでドラムを叩き、
その日に誰か友達を作ってその家に泊まるという生活をしていた。

友達が作れなければ寝る場所もないのだから、
それはそれは一生懸命酒を飲んで誰とでも意気投合していた。

金がなくなれば高田馬場の公演に朝の5時頃行くと、
「仕事あるよ〜」
というおっちゃんが日雇い労働者を集めに来るので、
それについて行って土方仕事をして、
日払いでもらった8500円を握りしめてまた飲みに行く。

飲んでまた誰かを巻き込んで仲良くなってそこに泊まる・・・
(以上振り出しに戻ってくりかえし・・・)

アパートを借りてからその生活は少しずつ変わってゆき、
「金がなくなったらバイトをする」
が、
「アパート代を稼ぐためにバイトをする」
となり、いつの間にやら「生活」に追われるようになって来る。

だから小畑秀光がアパートを借りたくないという気持ちはワシにはよくわかる。

後に爆風スランプがデビューして、
レコード会社や事務所との戦いに疲れ果てて、
いつも思い出すのはそんな生活だった。

「あの頃が一番楽しかったなぁ・・・」

しかし「守るもの」が出来てしまった自分には、
もうどうあがいたって「あの頃」には戻れないのだ・・・

でも逆に
「いつでも全部捨ててあの頃に戻ってゼロからやり直せる」
という気持ちがあるからこそ今があるという側面もある。

そうじゃなかったら自分の名声も何もない中国にひとり飛び込んで今を作ることなど出来やしない。

だから気持ちだけはいつまでもそのように持ち続けるのだが、
果たしてワシが33歳まで誰にも認められずにいたらそのままの自分でいれたかどうか・・・

だから小畑秀光という男を見ると何となく「ほっとけない」と思って来るのだ。

ヤツに車を運転させて長旅をしてたらある日、
「僕のようなうだつの上がらないバンドが山ほどいるのでありMAX!!」
と言う。

「みんな自分のことは激鉄だと信じているのに誰にも認められない」
とか
「チャンスに恵まれない」
とか言うので、
「チャンスなんてどこにもないよ!!CDなんか自分で作って自分で売りさばいたらええねん!!」
と説教をした。

幸いうちにはスタジオがある。
自分たちで全てやるんやったら別に使ってもらって構わんよ、
と言うと目の色を変えて飛びついて来てこんな企画が持ち上がった。

激鉄オムニバス

一応Vol.1である(笑)・・・(Vol.2もあるんか?・・・怖!!)

「よっしゃ、とりあえず檄文を書いてやるからその激鉄なヤツらとやらを集めろ!!」
と言って書いてやった文章がこれである。


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激鉄オムニバスvol.1

プロデュース:小畑秀光

黒幕:ファンキー末吉

参加アーティスト:10組

販売価格:2000円

発売時期:2013年4月を予定

発売形式:参加アーティストによる手売りをメインとし、一部ネット販売をしてプレス料金に充てる

このアルバムの目的は商業的なものではありません。
世の中には激鉄なバンド、歌手などが山ほどいるにも関わらず、そのほとんどの人達は自分たちにチャンスがないと思っています。
しかし「チャンスはない」のではない、「チャンスに対して前向きでない」だけなのです。

このアルバムは10組のアーティストたちが、ファンキースタジオ八王子にて彼らが持つ一番激鉄なオリジナルナンバーを録音し、それを10曲集めたCDをそれぞれに100枚ずつ配布されて、それを売る、もしくは無料で配るかして「チャンスを自分で掴むためのきっかけ」にすることを目的としています。

参加アーティストたちは自らの才能と努力と時間以外、金銭等持ち出すものは一切ありません。
それぞれに配布された100枚を全て売りさばいたらそれぞれが20万円の収入になりますし、儲けを度外視してそれを無償で配布しても構いません。
ただその100枚は参加者各人が責任を持って「必ず誰かの耳に届かせる」ことが必須です。

つまり各参加者は残りの9組のアーティストの音を自分のファンに対してプロモーションするという意味合いが根本にあります。
ですからその100枚を自宅に眠らせて人に聞かさないということは絶対にあってはいけません。
その代わりその最低の努力と信頼関係さえあれば、その参加者の激鉄な音楽は他の参加者のファン900人に必ず聞いてもらえることとなります。

サイトを構築しますので、各参加者のファンが別の参加者のファンとなって、参加者同士の新たな交流が生まれればと思います。


注1:ネット販売について

各参加者に配布されたCD100枚は売ってもその利益は全て売った人間の手に入りますが、ネット販売での利益のみがプレス代とスタジオ代他としてファンキースタジオの収入となりますので、参加アーティストが自らネットで販売するのはお控え下さい。
出来ればそのネット販売サイトもファンに対して宣伝して頂けると助かります。
運良くネット販売枚数がプレス代などの損益分岐点を上回った場合(300枚を予定)、同じ形でのvol.2、vol.3を実現することが出来ます。

注2:追加プレスについて

配布された100枚のCDを売り切った場合、卸値にて再プレスします。
こうして各アーティストがどんどんこれを売れば自分の収入にもなり、自分、及び他のアーティストの激鉄な音のプロモーションとなります。
そのようなポジティブな連鎖を巻き起こすべく、これまでに書いた金銭の流れ以外の商業的なものは一切排除しております。

注3:録音した楽曲の権利について

楽曲の権利は全てそのアーティスト本人に帰属します。JASRACにも登録しません。
その楽曲をご自身が他の使い道で使うこと(後に自分自身のアルバムに入れる等)も自由ですし、ご自身のWeb等でも自由にお使い頂けますが、上記の考え方に共鳴して頂けるなら、なるだけこのCDのパッケージを広く広めることに努力して頂ければ幸いです。

注4:レコーディングに関して

レコーディングは全てファンキースタジオ八王子で行い、アレンジ、プロデュースとかは基本的に各参加者が自分の力で行って下さい。エンジニアリングも基本的にはそのバンド自身によるものが望ましいですが、音楽的なことも含めご自身で出来ない場合は参加者同士の横のつながりでお互い助け合って行いましょう。
その作業は基本的に無償とし、金銭の受け渡しはしないものとしますので、手伝ってあげる人はくれぐれもこのことを承知し、手伝ってもらう人は必ず感謝の心を持って接して下さい。

注5:世界平和のために

ファンキースタジオ八王子は自宅スタジオなので、スタジオに来た時には世界平和のために嫁に対して最大の気遣いとねぎらいをお願い致します。
ゴミは必ず持ち帰り、嫁には「キャナさん今日も美しいですね」などの気遣いが世界を平和にします。

注6:ミックスダウン

ミックスダウンはファンキースタジオ八王子で出来るところまでやって、最終的にはファンキースタジオ北京にて行います。
自腹で北京に来る金が稼げたら北京にてオムニバスライブを敢行しましょう!!

以上です。
質問がありましたら
funky@funkycorp.jp
までご連絡下さい。

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というわけでWebも立ち上がってこのプロジェクトが始まった・・・らしい(笑)

枠がまだ2つ余っているらしいので、
「我こそは激鉄なり!!」
と思うバンドはこちらに募集してみて下さい。


ところで「激鉄」って何や?・・・(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:10:19 | 固定リンク

2013年1月19日

爆風トリビュートLIVE本公演レポート

前夜祭で既に精根尽き果てて寝込んでいる小畑秀光を叩き起こして6時半からドラムの積み込み!!

外は冷たい雨が降りしきっているので搬入は大変!!
大慌てで積み込んで会場へ向かう・・・

着いてみたら雨は雪に変わり、今度は雪の中積み降ろし・・・(涙)

ドラムセットを組んでみて初めて気付く〜
今日はスネア忘れとるやないの〜・・・(号泣)

BakufuTributeLiveDrumSet.jpeg

機材入りがえらい早いので、二井原に
「ほな先発便でワシのイヤモニシステムを持って行っといて〜」
と頼まれたので、
「ひとつ何かが増えればひとつ何かを忘れる」
という原則のままスネアを忘れてしまったというわけだ(>_<)

すかさず二井原に電話!!
「スネア持って来て〜!!!!」

しかしこのスネアは雪のため本番直前まで届くことはなかったのだ・・・(>_<)


さて、セッティングも終わった頃にえとーこーいちが登場!!
「今日は僕、何をするんですか〜?」

相変わらずのお気楽である・・・

「今日は総合司会やからな!!三井はんと進行をちゃんと打ち合わせとくんやで!!」

まあそんなこと言いつけたってちゃんとやるような男ではない!!
楽屋で久しぶりに再会するいろんな出演者と盛り上がっているだけである(悲)

小屋のドラムのスネアを借りてサウンドチェックも終わり、
いよいよ通しリハが始まるという頃、
ワシはコンダクターマイクをもらってドラムの位置からいろいろ指示を出す。

「M1からM2の転換は一番大変ですから、
三井はんの椅子をハケる人、大村はんの機材をハケる人、
それぞれスタンバイして下さい!!
PAの人、昨日は同期の音が出てなかったので、くれぐれもそれだけには気を付けて!!」

現場にピリピリした空気が漂い、
スタッフが緊張感を増して一体化しようとしているまさにその時、
えとーさんがドラムの所に来てワシを呼び止める。

何事かと思ってコンダクターマイクを置いて話を聞くのだがよく聞き取れない。

長年のシンバル連打のせいで耳が悪くなったのもあるが、
中国語もそうだが、会話というものは聞き取れない言葉を先回りして予測して補足する。
あまりに想像を絶するような話題だと予測が裏切られて全く聞き取れないのである。

何度も聞き返して判明した、
えとーさんが一生懸命ワシを呼び止めて進行を一切中断させてワシに伝えたかったことはこれだったのだ。

「今からお弁当買いに行くんですけど末吉さん、何がいいですか?」

ワシは全身から力が抜けるのを必死で立ち直らせてリハーサルを再開する。
通しリハなので三井はんも流れを把握するために客席で進行表とにらめっこの中、
えとーさんだけは笑顔で弁当を買いに行くにであった・・・(涙)


さて、リハーサル開始!!

順調かと言えば全くそんなことはない。
何せ出演者のほとんどが雪のため時間通りに来れないのだ。

進行表通りにリハは進まないが、
三井はんはそれでも何とか流れを把握しようと頑張っている。

えとーさんは・・・楽屋で楽しそうである・・・(涙)

ワシはワシで一応「坂出マイラブ」もリハーサルしておく。

SakaideMyLoveSoundCheck.jpeg

この日に発売となる「爆風トリビュートComplet」には収録されてないが、
うちの方で発売されている「おまけComplet」にだけ収録されている曲なので、
このイベントで歌うべきかどうかは迷っているところなのだが、
こうもセッティング換えが大変なイベントでは場繫ぎで有効なアイテムではあるので一応サウンドチェックだけはしとこうということである。

いや〜こんな大きな会場で歌う曲じゃないんやけどな〜・・・


かくしてリハに間に合わなかった出演者は、漁港の森田釣竿、そして我がX.Y.Z.→A。

森田釣竿船長にはステージで捌くマグロ以外に楽屋用にもひとつ用意してもらおうということになっていたのだが、当の船長どころかマグロが届かないのでそのための楽屋も寂しそうである。

MaguroRoom.jpeg

かくして本番が始まった!!

スパる〜びっくりミルク、人間はなぜ、月光まで順調であるが、
本番直前に飛び込んで来た森田釣竿は間に合うのか?

歌が?メイクが?とかではなく「マグロが」である・・・

舞台袖で大きくマルを作る船長!!
よっしゃー出港!!!である。

BakufuTributeMaguroOnStage.jpeg

いや〜O-EASTの歴史始まって以来のステージでのマグロ解体である(笑)

ちなみに船長はこのままステージ降りても楽屋でマグロを解体する。

BakufuTributeMaguroOnBackStage.jpeg

このマグロが出演者に大好評!!
なにせ部位によって味が違うのを堪能出来るのだ!!

楽屋にはビールも日本酒も買い揃えていたので、
出番終わった出演者から順に酔っ払ってゆくこととなる・・・

その後のアースシェイカーまで順調。
しかし次の手数セッションでトラブル発生!!
ベースの江川ほーじんが外にコーヒーを飲みに行ってて帰って来てないのだ!!

仕方ないのでバーベQ和佐田さんに「京都マイラブ」を歌ってもらおうとステージに引っ張り出すが、
歌い始めようとしたら戻って来たので引き摺り下ろして手数セッション開始!!

次のロリータ18号はドラムのTO-BUがリハには間に合わなかったが本番は間に合った。
セッティング換えで今度こそ和佐田に歌ってもらおうとしてたのだが、
ウクレレを持って槙真二などを遊びで歌ってるうちに時間切れ、
無理矢理ステージから引き摺り下ろす。
(和佐田さん・・・オイシイ・・・)

その後で出演するはずのX.Y.Z.→Aはメンバーがまだ揃ってないので順延。
やっちんの「それから」と、
そのままやっちんが居残ってコーラスをやるPAULの「愛がいそいでる」と続く。

えとーさんは2曲ともコーラスで参加してたが、
歌っていたのやらいないのやら・・・(笑)


その後は出番はもうぐっしゃぐしゃ・・・
しかし内容としては別段問題はなく、
本当は最後の曲として予定されていた米田渡のRunnerまで続く。

リハでは「参加出来る人全員参加してね」ということでやってたので、
最後の曲ではないけど出られる人全員参加!!

その後、ROLLY〜X.Y.Z.→Aと続いてイベントは終了した。

BakufuTributeFonale.jpeg

アンコールはハナから予定してなかったので、
ステージでは最後にワシに何かコメントを求められる。

何も考えてなかったが、つい口からはこんな言葉が飛び出した。

「次は中野と河合を呼んで演ろう!!」

このイベント・・・というか
ひょんなことからワシが制作せねばならなくなったこの「爆風トリビュート盤」自体が、
ほとんどがワシの古くからの友人がワシのために集まってくれた。

でもその流れが大きくなってComplete盤となって、
今回知り合った若手バンドはみんな爆風スランプを愛してくれている後輩達である。

タイトルの「We Love Bakufu Slump」とはよくつけたもんである。

聞けば爆風スランプも来年で結成30周年であると言う。
願わくば御本家も交えてこんなイベントがもう一度出来ればいいなと心から思う。

この日の乾杯ショット!!
写っている人はご自由にDL下さい〜

20130114GroupShot.jpg

ps.この日は打ち上げというのは用意してなかったのだけど、
最後まで楽屋に残っていた数人で飲みに行こうということになった。

えとーさんが率先して
「僕の知ってる店があるからそこに行きましょう」
と先に進む。

ところが雪のためそこはお休み。
ワシらは立っている交差点の地下の居酒屋に行くことにした。

足元が悪いのでなかなか戻って来れないえとーさんを和佐田が待つ。

ワシらは居酒屋で乾杯を重ね、
忘れられた頃、和佐田が呆れ顔で戻って来た。

「いや、えとーさんがな・・・」

和佐田は交差点で待てども待てどもえとーさんが来ない。
電話をかけて「どこにおるんや?」と聞くが、
「はい!!店を探しに駅まで来てます!!」
と元気に言う。

「お前なぁ・・・駅に行くんやったらワシの前を通り越したやろ・・・」

えとーさん、平然と、
「通り越しましたよ?」

「ワシはお前を待ってたんや!!何で声をかけんのや!!」
という声を呑み込んで、和佐田は遅ればせながらビールを飲み干した。

えとーさんは何もわからず上機嫌である。

次の日Twitterでこうつぶやいていた。
「どうも飲み屋で携帯なくしてしまったようなんです・・・」

バックアップを取ってないiPhone4が最新型のiPhone5に変わって、
相変わらずえとーさんは元気で幸せそうである(ため息・・・)

Posted by ファンキー末吉 at:05:17 | 固定リンク

爆風トリビュートライブ前夜祭レポート

渋谷MilkyWayというライブハウスは初めて来ましたが、
26日にX.Y.Z.→Aがやる会場の3Fでした。

このビルはもうほとんど「ライブハウスビル」・・・
何軒ライブハウスが入っているのかわかりません。

2時集合で2時半から機材入れとのことでしたが、
早く着いたのですが昼のイベントが終わってなくて搬入出来ない。

このライブハウス・・・1日3回しイベントをやるのな(驚)・・・

ワシらの前はAKBみたいなアイドルのイベント、
そしてワシらが終わったらDJ呼んでクラブイベント・・・

またそのアイドルのイベントが物凄い!!

オタク達がところ狭しと詰めかけて、
送り出しをしているアイドル達をずーっと見つめているので(怖)
ワシらがなかなか会場に入れない(涙)

この日は菅沼孝三とツインドラムなのでまたセッティングが大変!!
マイキングもサウンドチェックも大変!!

いや何よりもハウスバンドのリハーサルがもっと大変!!
若手バンドはぶっつけ本番ということで
「見習ってはいけないオッサン達」
のリハーサルを通しでやり終わった時点で既に入り時間。

予定より15分遅れて若手バンドが始まる。

ザ・キャプテンズは楽屋から盛り上げてくれたし、
オズクラックバンケットもとてもいいバンドでした。

司会の三井はんは開口一番に
「このイベントは有望な若手と絶対に見習ってはいけないオッサン達の宴」
と言ってましたが、
その有望な若手はMCで、
「いや〜リハーサル見てましたが、先輩達・・・まるでアスリート・・・」

そうそう、「老人オリンピック」と呼んでや!!(笑)

若手バンドの演奏が終わり、
「三井ぱんと大村はん」のスパルに続いて、
ハウスバンドの演奏は「びっくりミルク」から始まる。

イヤホンをしてクリックを聞きながら、
オーケストラとアルペジオのイントロが終わって渾身の力で叩き始めたら、
「あれっ?」誰も演奏に入らへん・・・

同期を止めてイヤホンを外してみると、
この同期の音がミューとされていて出てなかったのだ(>_<)

ミキサー側のミスだが、このミキサー君ももちろん若手。
リハではほーじんさんにキツーいお小言をもらってたようだが、
くじけるでないぞ!!ワシらオッサンはみんなこうやって育ててもらって来たのだ。

あとは目立ってトラブルもなく、
米田渡のコーナーでは菅沼孝三を呼び込んでツインドラムとなる。

いや〜相変わらず「二人同時ソロ」っつうのは凄いな・・・

米川、田口、渡辺の3人がリフを弾いてるのに合わせて、
ワシとこーぞーさんが好き勝手に叩きまくる。

これはもう「リズム」と言うより「道路工事現場」(笑)

「ゴーーー」っと騒音が鳴っているだけで何を叩いているやらわからん!!
しかしお互いが何を叩いているのかは当のドラマーにだけはわかっていて、
もちろんこーぞーさんのこと、こちらがテンポさえ狂わなければ何を叩いててもピタっと合う(驚)

まあここからが「アスリートコーナー」本番ですな。

続く「手数セッション」でもそれは続く・・・
ボーカルで引っ張り出された三井はんが、
「無理だ」の最後には絶叫する。

「これで歌うのは・・・無理だぁ!!!!!」

ここで、今日六本木でソロライブを終えたばかりの「上野まな」が登場。
さすがは「上野樹里」の実姉というだけあって相当キャワイイ!!!

三井はんと同じ加古川出身とは思えまへん!!!(笑)

三井はんもMCで言ってたけど、
「上野まなさんが出て来てくれんかったら、
ステージ上はずーーっとオッサンばっかりで進行せねばならんところでした!!」

曲は私が書いた「カンカン」をボサノバで歌ってくれたのだが、
これが原曲と全然違ったイメージでとてもよかった。

これに収録されてますので是非聞いてみて下され!!

そしてしばしの清涼飲料水の後にはまたアスリートが始まる・・・

二井原実さんの登場!!
「せっかく菅沼孝三と一緒なのだからデッドチャップリンの曲をやろう」
というわけでFar AwayとMoney Eaterを演奏。

ここで客席にアメリカから二井原の友人、スキッドローのギタリスト「スコッティ・ヒル」が遊びに来てたのでステージに引っ張り上げてブルースセッション。

いやーこの日見に来た人はラッキーやなぁ・・・
一緒にやれたワシらハウスバンドもラッキーです・・・

そして最後はリゾラバでシメてこの日は終わり!!

翌日に続く・・・

この日の乾杯ショット!!
写っている人はご自由にDL下さい〜

20130113GroupShot.jpg


ps.他に写真がある人は送って下さい〜UPします〜

Posted by ファンキー末吉 at:04:57 | 固定リンク

2013年1月16日

今日の忘れ物・・・

一昨日の爆風トリビュートライブではスネアを忘れて後発隊の二井原に持って来てもらった(>_<)

昨日はさすがに死んでたなぁ・・・
昼間にX.Y.Z.→Aのリハーサルがある予定だったが、
路面凍結と精神疲労肉体疲労を考慮してキャンセルになっててよかった・・・

夜はJazz系のセッションなどをして心を癒す・・・
ライブ終了後はまったりと酒でも飲みながら「おまけComplete」のサイト構築をしておった。

前の爆風トリビュート盤を買った人に、
もう1枚Complet盤を買わせるのも心苦しいんでのう・・・
新録した楽曲ばかりをCDにしたというわけぢゃ・・・


そして今日こそはX.Y.Z.→Aのリハーサル、
そしてその後高田馬場音楽室DXで和佐田のセッション!!

あれを持って行かねばこれを持っていかねばと夜中からシミュレーション!!

X.Y.Z.→Aはリハから命懸けなので着替えとバスタオルは必須である。
別にリハもその後のセッションもスネアはアリモノを使うので持ってゆく必要はない。

こういう時にはよくバンダナを忘れて出番直前に買いに走らなければならないので
それもチェーック!!!

そしてライブ会場で売る物販を忘れてはいけない!!
の在庫をチェックして、
お釣りの420円を入れた小袋を持ってゆく本の册数だけ用意する!!

譜面は?・・・和佐田のセッションは譜面は当日初見なので大丈夫!!

よっしゃー!!完璧じゃー!!
と思ったら音楽室DXから朝メールが届いていた。

「スネアが壊れているので持って来て頂けませんか」

スネア・・・スネア・・・
起き抜けにばたばたとドラム倉庫にスネアを取りに行く・・・

スティックだけは忘れたらあかんで!!
心にしかと言い聞かせ、いつものように両手にモノを抱えて車に乗り込む。

他のモノは全て夕べのうちから荷造りしてあるので大丈夫!!

いつものリハなら二井原と一緒に車で出かけるのだが、
ワシはそのままセッションに行くので先に自分の車で出発!!

間違っても用意した荷物を積み忘れて玄関に置いてゆくという過ちはしていない!!

悠々と中央高速を走りながら、
リハでやるX.Y.Z.→Aの曲を聞いておさらいをする。

「そやなぁ・・・このツーバスがかなりしんどいんやなぁ・・・」
命懸けモードでツーバスを踏むシミュレーションをしているうちにはたと気付く。

ツーバスって・・・ツインペダル忘れて来てるやん!!!

いつもドラム倉庫から右手にスティックケース左手にツインペダルを持って出かけるので、
それがスネアに変わった途端にツインペダルを忘れてしまっているのだ(>_<)

慌てて二井原に電話する。
「もう家出たか?!!」

家は出たけどまだ高速には乗ってないので取りに帰ってくれると言う。
ありがたやありがたや・・・

嫁に電話してツインペダルのありかを説明して、
二井原が来たらそれを渡してもらうようにお願いする。

かくして無事にリハスタに到着。
ローディーのみーやんがドラムの横に同期モノを置く台を用意してくれてるのを見て思い出す。

リハ言うてもX.Y.Z.→Aのリハには同期モノが必要やん!!!

恐る恐る嫁に電話する・・・
「車で都内まで持って来てくれんかのう・・・」

さすがに嫁も呆れ顔と言うか、声に「怒気」がこもっている・・・

すまんのうすまんのう・・・
そりゃいっぺんに気付けばよかったのじゃが今気付いたんやから仕方がない・・・

二井原がやって来た。
この話を聞いてさすがに呆れ顔と言うか、
「お前もうボケが入っとるんちゃうか!!」
心なしか声に「怒気」がこもっている。

「今日のリハは別に同期なしでやればええやん!!」
誰かがそう助け舟を出すのだが、
気持ちだけは前向きなワシはキッパリとこう言い切るのであった。

「最終リハで本番と同じように出来ないと、
本番でどんなトラブルになるやらわからんやないかい!!」

さすがにみんなが最大の呆れ顔でワシにこう突っ込んだ。

「明日もリハあるでぇ・・・」

忘れてた〜!!!明日もあったんやー!!!!

「明日もリハがある」ということ自体を忘れているのである!!!

嫁に急いで電話をする。
「明日もリハあるからやっぱりええわ〜」

「え〜!!もう準備して出るところやがな・・・」

嫁が怒ってる〜嫁が怒ってる〜・・・

「そりゃ怒るわのう・・・」
みんなは既に呆れ顔・・・

リハやりまひょ!リハやりまひょ!!
どうせ怒られるのです〜・・・

「同期モノ持って来て〜」
と言えば怒られて、
「やっぱ持って来んでええわ〜」
と言えば怒られて・・・

どうせ怒られるなら持って来てもらって怒られましょう!!(涙)

リハやるでぇ〜!!今日と明日でリハやってツアーやでぇ〜!!!


7th New Album 「SEVENTH HEAVEN」先行販売TOUR

2013年1月19日(土) 大阪 梅田 Shangri-La
OPEN 17:30 START 18:00

2013年1月20日(日) 愛知 名古屋 ell. FITS ALL
OPEN 17:00 START 17:30

2013年1月26日(土) 東京 渋谷 Star lounge
OPEN 17:30 START 18:00


[チケット料金]
X.Y.Z.→Aファンクラブ「Z to A」会員特別価格¥4,000
前売 ¥4,500
当日 ¥5,000

Posted by ファンキー末吉 at:10:58 | 固定リンク

2013年1月12日

いよいよ爆風トリビュートLIVE!!

BakufuTributeLiveFlyer.jpeg

13日と14日は内容が違います。

13日はキャプテンズ、オズ、クランクバンケットら若手3組が出演の他、
「AJ米田渡」以降の演目には全曲ファンキー末吉と菅沼孝三のツインドラム!!

C-C-B時代の楽曲をツインドラムで演奏するのは本邦初でしょう。

二井原実セッションではそのままツインドラムでデッドチャップリンの曲もやります!!
(アメリカで超ブレイクした某バンドのギタリストが来日していて、
二井原のセッションに飛び入りするという噂もあるが定かでない・・・)

14日は更に出演者も増えて、やっちんや福田あすかやROLLYの他、
アースシェイカーやロリータ18号等バンドの出演も多数!!
X.Y.Z.→Aも出演して新曲を披露したりします。

ちなみにAJ-米田渡も13日と演目が変わります。
AJのレパートリーではない曲をやるかも・・・

そして普段見れない組み合わせのセッションも実現するかも・・・(楽しみ)

特筆すべきは漁港の森田釣竿が、
ステージでマグロの兜を解体し、
それをビニールに入れて客席に投げるらしい・・・

物販でも魚が出るかも・・・

楽屋にもマグロの兜を1個注文したので、
出演者も楽屋で酒盛り必至!!(怖)

当日何か差し入れをしたいと考えているファンの方々は、
是非ビールや酒や、つまみを差し入れて頂けると喜ばれると思います。

恐らく今回が最初で最後のこのビッグイベント!!

当日券も出ますのでお時間のある方は是非足をお運び下さい!!!

Posted by ファンキー末吉 at:23:31 | 固定リンク

2013年1月 4日

仕事始めに忘れ物〜

物忘れと言うと、ワシもまあたいがいなのだが、
もうすぐ84歳になるといううちのおふくろは当然ながら物凄い!!

うちの近所のグループホームで暮らすようになったおふくろ、
まあ近所なので毎日のように一応顔は見せに行く。

大晦日のことである。
「これが孫のお年玉ね!!」
と言ってのし袋と現金を渡して来た。

グループホームは団体生活なので基本的に貴重品や現金を持ち込んではいけないが、
正月に孫と一緒に行った時に孫の目の前でそれを渡すのではあまりに興ざめなので仕方がない。

「これは今日やないからな、明日渡すんやで!!」
おふくろに重々それを言い聞かせてお年玉を渡した。

大晦日にお年玉渡されてもそれも興ざめである(笑)

かくして正月、孫を3人引き連れてお年始に行った。
もちろんそこでおふくろはどどんとそのお年玉を孫に渡す段取りである。

ところがおふくろはその場になってショッキングなことを言い出した。

「いや〜・・・あれもろてからなぁ・・・確かどっかに隠したんやけどな・・・
どこに隠したんやろ・・・」

しゃーないので長男と一緒に部屋を探しに行く。

まあグループホームとは言え、自分の部屋はあって、
その中のどこかなのだから隠すにも選択肢が多くはない。

「どっか本の間に挟んだと思うけど・・・」
と言うので、ワシと長男が部屋中をひっくり返して探すが見つからない。
職員まで出て来てそれこそ布団までひっぺがして探すが見つからない。

そもそも「本」というものがこの部屋には存在しないのだ。

共有部分に本棚があるが、「モノを隠す」のにわざわざ共有部分に隠すわけはない。

30分ほどであろうか、大捜索をした挙げ句、
最後に職員さんのひとりがタンスの中にそれを見つけた。

「本の間」でも何でもない!!「バスタオルの間」に挟んでいたのだ(涙)

まあ年寄りはみんな多かれ少なかれ頭はボケてゆく。
死んだワシの父親もそうだった。

ガンで病院に入院してたので、
ワシは中国の仕事を全部ぶっちして付き添っていたが、
入院費を払うにもワシは仕事をしてないのだから金がない。

親父は「ワシの口座から引き出して払うたらええ」と言うので
そのキャッシュカードを受け取ったが暗証番号がわからない。

「親父ぃ、暗証番号はなんぼや!!」
と聞くが、当の本人がそれを覚えていない(涙)

「○○○○やったかのう・・・いや、○○○○やったかのう・・・」

結局、一番確率が高そうな順に入力したが、
ことごとく失敗し、そのキャッシュカードは使えなくなってしまう(絶望)。

「そや、アパートにのう・・・隠し金庫があるんや・・・」
親父がそう言うので見てみたら、確かに安アパートの台所の流しの下に、
それはそれは立派な金庫がどどんと鎮座してある。

「親父ぃ、あったあった!!金庫があった!!
けどそのカギと暗証番号はどこにある?!!!」

「そやのう・・・どこに隠したかのう・・・」

もう笑うしかない!!
結局親父が死んでワシはその葬式代も払えなかったのである(号泣)。


まあそれほどでなくてもワシらにもその「ボケ」の兆候は十分にある!!(キッパリ)
ファンキー村では一番奥の住人の世界的ロック歌手は、
まあほぼ確実にどこかに行けば必ず何かを忘れる!!!(笑)

携帯電話など携帯したことがないのであるから無用の長物である!!!

まあワシも人のことは言えない。
何かをしに行けば何をしに行ったかを忘れ、
まあせめてこの今年の記念すべき初仕事、
やっちんのリハに忘れ物をしないように、
言ってみれば正月三が日はずーっとそのシミュレーションをしているようなものである!!

まずワシのようなドラマーという職業は、
機材をどれだけ持って行くかによって車で行くか電車で行くかが決まる。

1月3日にリハーサルと言うことは、
すなわちそのまま終わって飲む可能性も高い。

また悪いことに(笑)ベースに和佐田、ゲストには衛藤浩一がブッキングされている。

まあそれだからと言って「飲まねばならない」わけではない。
車で行っていいドラム叩いて飲まずに帰って来ても全然よい。

いや、むしろその方がやっちんにとってはありがたい話である(キッパリ)!!

しかしワシは知っている。
あのリハーサルスタジオの近辺には安い駐車場がないのだ・・・

当然ながらそんなバカ高い駐車料金を払って、
高速代とガソリン代を使って行くぐらいなら電車の方が数段安い!!

但し、それは全部が手持ち楽器で電車で行けたらの話である。

シミュレーションのやり直し〜
「飲みたいからちゃうで〜飲みたいからちゃうで〜」
自分に言い訳しながら、朝から荷造りを開始する。

ワシぐらいになるともう2、3度チェックしたぐらいでは必ず忘れ物があるのだ!!
朝から何度となくシステムを組み直す。

同期のシステムを頼まれたが、
それはiPadで出せるからシールドはこれとこれ・・・

そうそう、前回のリハではProtoolsシステムを持ち込んだが、
肝心のその接続シールドを忘れてしまったのだ。

よし、今回はiPadのシステムでばっちし!!
シールドやイヤホンは全て用意した!!

譜面の準備も怠らない。
田川曲を途中でやると言うので、
ワシはもう覚えているのでその曲は譜面は要らないが、
和佐田がひょっとして忘れるかも知れない。

よっしゃ!和佐田の分も印字して持って行っちゃろ!!

ところが新しく買ったプリンターが、それはそれは印字速度が遅い・・・
駅まで送るつもりで待機している嫁がしびれを切らせて待っている。
一緒に車に乗せる子供も既に大暴れしている・・・

焦る焦る・・・

印字出来た譜面を持って車に飛び乗るが、
車の中でもう一度頭の中でシミュレーションをし直してみると、
八王子駅に着く頃にふと重大な忘れ物に気がつく。

「シールド全部持って来ても
その肝心のiPadを持って来るのを忘れてるやないかい!!」

嫁に謝り倒してUターンしてもらう。
間違いなくiPadを鞄に入れて再び八王子駅に到着。

嫁に別れを告げて電車に乗ろうとしてふと気がついた。

スティックケースを忘れてるやないの・・・(涙)」

ワシは呆然とそこに立ち尽くす・・・

実際ワシの職業は一体何なのだ?!!
同期を出すのが仕事か?譜面を揃えるのが仕事か?・・・

ドラムを叩くのが職業じゃろ!!!!

まあ「しばし呆然」というのがこの心境である。
人には数分のことなのかも知れないが、
ワシの中では数十分、京王八王子駅で立ち尽くした。

もうリハ開始時間にはギリギリである。
嫁に電話して戻って来てもらっても、
タクシー乗って往復しても間に合わない。

またワシという人間が「遅刻」が嫌いである。
新年そうそう仕事始めに遅刻したのではさい先が悪い。

ふと見ると駅ビルの上に楽器屋がある。

「これだ!!」
ワシは迷わず楽器屋に行って鬼のような形相で店員に叫んだ。

ファンキー末吉モデルのスティックありますか!!」

店員はぎょっとしてワシの顔を見て大慌てでスティックを探した。
もちろんワシが誰だかは認識している。

とにかく何よりも
「もしもファンキー末吉モデルのスティックがうちに置いてなかったら・・・」
それを恐れて店員は慌てふためいているのだ・・・

ワシ・・・切羽詰まった顔が・・・怖いのだ・・・

ワシの時間で数分、おそらく店員の時間では数十分であろう、
スティック置き場の中から店員はやっとファンキー末吉モデルのスティックを探し出した。

「ほな、これ2本!!」

ワシとて時間がないのだ。
決して店員にプレッシャーをかけてたわけではない。
店員がレジを打ちながら恐る恐るワシに聞く。

「一体・・・何があったんですか・・・」

店員とて不思議なのだろう。
自分が扱っている商品のそのモデルの当の本人が、
何故にこんなに慌ててその本人の商品を買いに来ねばならないのか・・・

ワシは代金を払って振り帰り際にハードボイルドにこう言い残した。

リハに行くのにスティック忘れたのさ・・・」

ぼーっと立ち尽くす店員を尻目にワシは走った!!
何とかギリギリの準急に飛び乗って、乗り換えてリハスタジオの駅に着いたのは、
ぎりぎりリハ開始の時間である。

駅に着いてから構内を走った!!!・・・

見ればワシの乗るべきエスカレーターのずっと前を、
介添人に手を引かれながら全速力で走る盲人の姿が・・・

「田川くん・・・ま、待って〜・・・」

この盲人が健常者のワシが追いつかないぐらい速く走る走る・・・

エスカレーターを降りてその後どう行くか迷っている田川くんにやっと追いついて、ぜーぜー言いながらこう言った。

「盲人が健常者が追いつけんぐらいダッシュしたらあかんわぁ・・・」

息がぜーぜー言ってるワシを尻目に、
「いや、遅刻するのはイヤですから!!(キッパリ)」
とまるで息が切れずにのたまう全盲の第一級身体障害者・・・・・(涙)

やっと時間通りにスタジオに着いて、セッティングなどしているうちに
数十分送れて余裕でやって来るちょっと太めのベーシスト・・・(号泣)

いいのです!!いいのです!!
ワシの新年の仕事はこうやって始まったのです!!

ついでに言うと、一応やっちんの音楽は「ポップス」であるからして、
「ロック」ほどはスティックは折れまいと1セットしか買ってなかったのだが、
「ロック」よりも「ロック」なのかリハ中盤でスティックが折れてしまった・・・

2本しか買ってないんだから当然ながらスペアはない・・・
ワシ・・・スタッフからガムテープ借りてぐるぐる巻きにしてそれで後半叩いたがな・・・

高校生の文化祭かっ!!!!

考えてみれば、スティック代1260円、
ワシ・・・モニターなのに・・・タダでもらえるはずなのに・・・
自腹でスティック買って・・・
車で来てたらそんな出費はなかったのに・・・(涙)

まあいい!!20数年お世話になっているパール楽器である。
いつもスティックやヘッドや、ドラムセットまでもらってばかりでは悪いではないか!!

パール楽器さん!!年の初めは儲けて下さい!!
今年もよろしくお願い致します!!!!


そんなこんなで初仕事〜

【日程】2013年1月6日(日)

【会場】東京 日本橋三井ホール 
<東京都中央区日本橋室町2-2-1COREDO室町5F(エントランス4F)>

【時間】開場13:00 開演13:30

【料金】前売り 5,250円/当日5,750円(指定席・消費税込)

*入場時にドリンク代が別途かかります

*未就学児童の入場は出来ません。

【発売日】2012年11月25日(日)発売

【プレイガイド】 

チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:185-272)

ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード:70114)

e+(イープラス) http://eplus.jp (パソコン・携帯)

【お問合せ】東京音協 03-5774-3030

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