ひとりドラムの軌跡

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2005年10月 6日

みの吉ネタ「野茂とホモの違い」

忙しくて忘れていたが、そう言えばみの吉和尚から久々のアホメールが来ていた。

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お笑いが恋しいこの頃・・。
ホモは辛い。

最近、野茂とホモの違いが分からないと聞きます。

完投して喜ぶのが野茂、浣腸して喜ぶのがホモ
打たれるのをいやがるのが野茂、打たれるのを喜ぶのがホモ
野茂はホモを狙わないが、ホモは野茂を狙うことがある
好プレーするのが野茂、チンプレーするのがホモ
家族で楽しく見るのが野茂のプレー、家族で楽しく見れないのがホモのプレー
お尻を見せて球を投げるのが野茂、お尻を見せて玉を揺らすのがホモ
フォークが得意なのが野茂、トークが得意なのがホモ。
アメリカで観戦するのが野茂、アメリカで感染するのがホモ。
野茂は講演に行くが、ホモは公園に行く。
野茂はカレーが好きだが、ホモは彼が好き。
野茂のプレーは素晴らしいが、ホモのプレーは凄いらしい。
優勝して感動するのが野茂、融合して浣腸するのがホモ。
タマを投げてチームを守るが野茂、タマを触って彼を攻めるのがホモ。
野茂はバーモントカレーが好きらしいが、ホモはバーの元彼が好きらしい。
野茂は投手、ホモは同種。
野茂はお尻を向けて投げるが、ホモはお尻を向けて誘う。
野茂はあまり喋らないが、ホモはよくしゃぶる。
野茂はトレーニングをするが、ホモは彼にングッする。
バックに守られるのが野茂 バックから攻められるのがホモ
野茂の高校は成城だが、ホモの行動は正常じゃない。
ただの投手じゃないのは野茂 多田野投手はホモ。

ごきげんよ~♪

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相変わらずのみの吉和尚だが、
そう言えば彼は先日北京まで来てXYZ中国語版のボーカル録れをしていた。

こんな彼だが、仕事に取り組む時だけは非常に真面目である。
一言も喋れない中国語の発音を、
ワシが徹夜で書いた発音指南書と、中国人ボーカルに歌ってもらった仮歌を元にして、
自分なりの発音指南書、つまりカンペを作成し、
1曲、と言ってもこれはコンセプトアルバムの最後を飾る3曲のメドレーなのだが、
10分を越す大作の中国語ボーカルを4日かかって録り終えた。

カンペと言っても実はこれがヒドイもんである。
仮にもNHK中国語会話のパーソナリティーをも務め、
仮にも中国語学習の本まで出版したことがあるこのワシが徹夜で

無:ウー(日本語のウより少し口を尖らせて発音する)
力:リー(英語のLi、カタカナのリに近い)
改:ガイ(日本語のガイに近い)
変:ビエン(カタカナのビから英語のアップルのaを経てnに終る)
只:ジー(舌を巻いて喉の奥でジーと言う)
有:ヨウ(イォウに近い)
悲:ベイ(日本語のベイに近い)
傷:シャンg(舌を巻いて喉の奥でシャンと言い、語尾は飲み込む感じ)

などと20ページに渡る発音指南書を書いてあげたと言うのに
「これでは歌えん!」
とばかり二井原が自分で作ったカンペは次のようなもんである。

瓜・Gay・鼻炎・痔・洋・Bay・シャン

これで歌えるんかい!

ちなみに中国語の詞ではここは、
「世界はどうして俺が思い描いた天国でないのか!また自分の無力さに心傷ついてしまう」
と言う非常に感動的な部分であるのにそれが「鼻炎と痔かい!!!」・・・作者号泣・・・

まあいい。録音してるのはワシのスタジオである。
別に何日かかって録り終えてもスタジオ代はタダである。
自分の納得するやり方で死ぬまで何回でも歌ってもらえばよい。

聞けば全米で大ヒットしたラウドネスのデビューアルバムも、
当時英語が喋れなかった二井原は
音程よければ発音が・・・発音よければニュアンスが・・・
「これで完璧やろ!」と思えば
「Mick!惜しい!今のはちょっとカンサス地方の訛り入ってる。
メタルはやっぱLA訛りで歌ってくれないと・・・」
で結局数行に3日間かけてまぐれ当たりを狙って録るしかなかったと言うし・・・

さて発音にも苦労してもらうが、
実はこの二井原の特殊な声をちゃんと録音すると言う作業もこれがかなり大変である。

自分のドラム録音のためだけに7月に完成し、
今や既に30曲以上のドラムを録音しているわが北京ファンキースタジオ
(関連ネタ:http://www.funkycorp.jp/funky/ML/109.html、http://www.funkycorp.jp/funky/ML/110.html)
であるが、実はこの日のためにボーカル録音もちゃんと出来る設備を整えてあった。

スタジオ作りのためにその巨体を2シート分の飛行機に乗せ、
LAからわざわざ北京まで来てくれたWyn Davisが、
「これはMick(二井原の英語名)のボーカルにもとてもいいよ」
と選んでくれたドラムのオーバーヘッド用のマイクは実は日本円で1本40万円近くするし、
またこの時のために実は、ドラム録りにはまるで必要ない
AVARONと言う数十万円するプリアンプ、コンプレッサーも揃えている。

ところが「レコーディングとはとどのつまりEQとコンプレッサーの使い方に尽きる」と言うぐらい
特にこのコンプレッサーと言うものの使い方が非常に難しい。

ドラムの音に関してはWyn Davisの作ってくれた音をそのままの状態で保存し、
ドラムのセッティングからマイクの位置までまるで変えないので、
日々の微調整ぐらいでこのTotal Accessサウンド
(と言うより今や北京ファンキースタジオの音)を完璧に再現出来るが、
ことボーカルとなるとWynが作ってくれてるわけでもないので
エンジニアの吉田君と頭を抱えてたら、
「よ、ファンキー。あのラウドネスのボーカルが来てるって?」
と北京在住のアメリカンコリアンのエンジニア、Alexがふらっと遊びに来てくれた。

彼はセリーヌ・ディオンやらマライア・キャリーやらを手がけたり、
アメリカで大成功したと言うが何故かそれを全て捨てて北京に移住。
ワシが友人を紹介したりしてあげてるうちに今や北京でも売れっ子のエンジニアとなった。

彼曰く、ラウドネスは彼がハイスクールの時のアイドルだったらしい。
二井原の声に合わせたセッティングをしてくれ、
後にはこの曲の最後を飾る北京のフルストリングスオーケストラのレコーディングまで
全てを無料でやってくれた。

謝謝!Thanks! カムサハムニダ!

まだ発売が大決定してない中国語版は、
実は今のところ全部ワシの自腹、持ち出しなのよん・・・涙・・・

また、最終日には
女子十二樂坊のアレンジャー、プロデューサーとして名高い梁剣峰まで遊びに来てくれ、
今や1曲手がけたらそれこそ国内最高峰の値段である彼が
やはり無料で歌のディレクションをしてくれた。

何せ「鼻炎と痔」で歌ってるんだから中国人が聞いてどう聞こえるのかが心配であったが、
「なかなかいいじゃないの。とても中国語を全然喋れない外国人が歌ってるとは思えない」
とお褒めの言葉を頂いて胸を撫で下ろしてたら、彼はいつもの笑顔で一言。

「ところでファンキー。これを俺は今日は一体どのレベルまでやればいいの?」

値段だけでなく、仕事の細かさも国内一、
このワシが彼の仕事で1曲叩くのに10時間かかったと言う伝説を残すほどである。
(関連ネタ:http://www.funkycorp.jp/funky/ML/103.html)
二井原には非常に可哀想ではあったがワシは彼にこう言った。

「ネイティブの中国人が歌ってるレベル」

これはたまったもんじゃない!
歌録れは1日4時間が限度だと言うMickこと二井原実、またの名をみの吉和尚は、
結局その日は8時間以上歌うハメとなってしまった。・・・歌手号泣・・・

さてAlexや梁剣峰ら多数の人の助けにより、
何とかXYZのニューアルバムの全てのバージョンは録り終えた。
後はデータをアメリカに持って行って、
Wyn DavisのTotal Accessスタジオでミックスダウンを行うのみである。
また北京から成田経由の長いフライトでLAに降り立った。

知り合った当初は二井原の知り合いとして紹介してくれたWyn Davisであるが、
中国の数々のプロジェクト
(関連ネタ:http://www.funkycorp.jp/funky/ML/88.html、
http://www.funkycorp.jp/funky/ML/92.html、
http://www.funkycorp.jp/funky/ML/105.html)
を一緒にやるうちに、
言葉もろくに通じないワシが今では彼のアジアの大親友となってしまった。
週末には彼の結婚式にまでご招待されている。

初めてお会いした彼の母親から再婚相手のイタリア系美女の奥さん、
その連れ子の若手メタルギタリストまで紹介されてもワシ・・・
・・・英語がそんなに喋れへん・・・(またもや号泣)・・・

まあ音楽用語は日本でも全ては英語からの外来語なので、
何とかミックスダウンでのコミュニケーションは出来る。
ひとりで数十チャンネルもダビングするギタリストと、
自分で声を重ねて数十チャンネルコーラスを入れるボーカリストのおかげで、
4人しかメンバーがいないのにProToolsのチャンネルが足りなくなるほどのトラック数を
Wynとふたりで一生懸命整理する。
ストリングスオーケストラが入る最終曲は特に大変である。

「Mickからメールもらったんだけど、やっぱMickって中国語うまいねえ・・・」

Wynの言っている意味がよくわからない。
何度も聞き返すがどうもわからない。

「だからぁ。中国語で歌ってるんだろ、この曲。
俺には日本語と変わらないぐらい流暢に聞こえるがねぇ・・・」

Wynさん・・・それ・・・日本語・・・中国語版はまだ発売が決定してないので今回は・・・

そうじゃそうじゃ、北京に残して来た中国語版・・・
そろそろ発売元の社長が聞いて決定かどうかを伝えてくれる頃である。

国際電話をかける。
「もしもし、社長さん?聞いて頂けました?」
もしここで「ダメだ」と言われたら発売は流れ、
費用を立て替えたワシは丸損なのでかなりドキドキもんである。

「聞いたよ。素晴らしい!
あのボーカルは日本でも相当有名なボーカルなんじゃないか?」
かなり興奮して言う社長。
「いや、日本でと言うよりはアメリカや世界的に有名なボーカルですよ」
とにかく押しに押すワシ。
「歌は素晴らしい!曲も非常によいのだが、しかし10分はちょっと長すぎるなあ・・・」
すかさず押しに押すワシ。
「いえいえ、あれは3曲メドレーなんで、最初のバラードで切って編集すれば4分強。
サイズとしてはちょうどいいのでは?」
日本語版ではフルアルバムなのでコンセプト上どうしても3曲で1曲であるが、
中国語版ではロックのオムニバスへの参加なので別に編集しても事足りる。
「そうか!よし!このバンドは決定!帰って来たらさっそく契約しよう」

やったぁ!!!

オムニバスに1曲参加とは言え、念願のXYZ中国発売である。
こうなればまだ発売の決まってない日本とどちらが早いかである。
ついでに中国語版のミックスダウンもここでWynにやってもらおうか・・・
などと考えながら電話を切ろうとしたら社長さんが一言。

「それで、本チャンの歌録れはいつすんの?・・・」

あれだけ苦労したのにまた最初っから録り直すんですかぁ・・・(関係者一同号泣)・・・
二井原はん・・・アホなメール書いてへんでまたもう一度北京に来てもらえますか・・・

ファンキー末吉

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●X.Y.Z.→A●
http://www.funkycorp.jp/xyzrecords/xyz/index.htm

Vo.二井原実(ラウドネス)
Gt.橘高文彦(ex.筋肉少女帯)
B.バーベQ和佐田(爆風スランプ)
Dr.ファンキー末吉(爆風スランプ)

足掛け3年かけて製作したニューアルバムがついに今完成しようとしている。
感激もんである。
LAから帰りに日本によってミーティングをし、
スタッフ一同に聞いてもらって発売日が決定する。

さてその発売日とはいつなのか?
そして中国語版の行方は?

続報を待て!

ファンキー末吉

Posted by ファンキー末吉 at:15:16 | 固定リンク