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2012/10/09

うちの嫁はロックの母

今日もファンキースタジオ八王子では金のない若いバンドがレコーディングしている。

何の因果か北京の貧民街に嫁いでしまった嫁は、
当時粉ミルク事件などがあった中国で子供なんか生む勇気はなく、
そいじゃあ日本に家でも買いまひょかと二井原実の二軒隣に家を買ってスタジオにしている。

何せ機材費が400万なのに
防音費は700万もかかったほど完全防音していたはずのファンキースタジオも、
ツーバスのせいかマーシャルのせいか、
今では外にというより家の中にはかなり音漏れがし始めているようだ。

今朝も朝9時頃までマーシャルがガンガン鳴っていた(笑)

我が家がスタジオの入り口の狭い狭い台所で朝ご飯を食べる頃、
エンジニアの崎本くんはコンビニに弁当を買いに行く。

「まだ作業すんの?!!」

びっくりしてそう聞くが、
午後2時からまたレコーディング再開なのでもうスタジオで泊まっていくと言う。

嫁がいそいそと布団の準備をする。
押し入れから布団を取り出して、
シーツをかけて枕カバーをかけて・・・

嫁よ・・・頭が下がるぞ・・・

元々ワシのドラムに惚れて、
「ドラム叩けんなったら別れるからね」
と言って結婚した嫁である。

嫁よ・・・お前が嫁いだのは誰でもない、「ロック」に嫁いだのだ!!

お前のダンナはどうせ日本のロックのため、
いや、ファンキースタジオ北京も似たようなもんなので、
「世界のロックのため(大きく出たな)」に尽くす男である。

嫁よ・・・お前の苦労は誰のためでもない。
日本のロックのため、いやいや「世界のロックのため」なのだ!!

嫁よ・・・お前が敷いてくれた布団は、この金のない若いバンドのため、
いやいや「次世代のロックのため」なのだ!!

・・・とは言うものの、さすがに悪く思えて来て、
嫁が出かけている間に玄関周りの雑草抜きなどをやっていた。

一種類の雑草がいろんなところに生い茂っている・・・

片っ端からそれを抜いていたのだが、
どうも雑草らしからぬ香ばしい臭いがする草である。

「奥さん、この草って雑草よね・・・」
嫁に写メを送ってみる。

「いや、これはシソよ。もうすぐ葉っぱが出来るから食べられるよ」

げげっ!!!

せめてもの慰めは嫁が大切にしているレモンの木ではなかったことである。
どろんするのじゃ!どろんするのじゃ!!

パパは今日も世界平和のためにドラムを叩きに行くからな、
ちょっと早いがもう出かけるよ!!

明日から北京やからな、朝から出かけるからな、
これも世界平和のためやからな、

ほな!!!どろん!!!!

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