ファンキー末吉楽曲配信サイト

2011/12/01

Wyn Davisと私(その3)

アメリカ人の仕事のやり方は合理的だと言われる。

確かにそれを真似てワシも中国では
「外国人ですさかいな、先に半金お金を払って下さいや」
とか新しい仕事のやり方を持ち込んで取りっぱぐれを減らしている。

1回目のWynを中国に呼んだ時
その時はライブレコーディングだったのだが、
メールでかなり細かいやり取りが交わされた。

中には辞書を引いても乗ってない単語もあって、
調べに調べたら「移動日等の拘束を保証する日当」みたいなものだった。

まあ
「この日は仕事はしてないけどね、
呼ばれて来てるんやから日当保証して下さいや」
みたいなもんであったが、
2回目に呼んだ時にはそんなことはおろか何も細かいやり取りはなされなかった。

まあ
「中国でそんな細かいやり取りしても無駄ですさかい」
と思ったのかも知れないが、
何よりも「一日の日当を保証する」よりももっと豪勢な食事が朝から晩まで続くのだ!!

確かにX.Y.Z.→Aでアメリカレコーディングしてた時には、
時には「今日は俺が奢るよ」というディナーはあったが、
基本的には食事は自分持ち。

まあそれがイーブンな「仕事」という関係であろう。

しかし中国式に慣れてしまったワシは、
今回彼を日本に呼んでも毎日毎日食事を奢り、
ガイドを雇ってWynの奥さんを雇って観光させている。

まあはっきり言って「一日いくら」の食事代でも払ってて放っといた方が、
金も時間も全ての面において「得」である(笑)。

でもなんか毎日こんなことをしてたら中国人のメンタリティーがだんだんわかって来た。

日本人は「仕事」をしてから「友達」になる。
中国人は「友達」になってから「仕事」をする。

このアルバムはそんな「友達」ばかりが集まってくれた。
ミックスも「友達」が遠方から来てやってくれている。

嬉しかったのは橘高が自分の弾いた「びっくりミルク」と「リゾラバ」のチェックをしにやって来て、
そのまま二井原も交えてWynと飯を食いに行った。
和佐田は揃わなかったが、こうして3人で飯を食うのも久しぶりである。
まるで11年前にX.Y.Z.→AがアメリカでWynと飯を食ってた時の、
そんな感覚がフリーズパックされたまま戻って来た。

「またアメリカ行きたいね」
誰ともなしにそう口にする。

X.Y.Z.→AのスタートはTotal Access Studioやったしな。
ライブより先にレコーディングから始めたから、
X.Y.Z.→AはWynと一緒に始めたバンドと言っても過言ではない。

八王子のうちのスタジオで「Total Access Sound」が再現出来たというのは、
ワシにとって非常に喜ばしいことである。

酒を飲め〜飲め〜
日本料理食え〜食え〜

そして素晴らしいミックスをやってくれ〜

同じカテゴリの記事