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2009/09/15

4tune

筋肉少女帯のリハも中盤を越え、
体力的にも精神的にもかなり追い込まれて来ている。

40曲のリストをリハ数日前に渡され、
初めて聞く曲を一生懸命譜面にして、
いきなり合わせてミストーンを連発する。

40曲もあるのでひとつの曲は次にやる時にはもう忘れている。
譜面に書き残したメモだけが頼りである。

「今日の通しリハではミストーンのなかった曲はなかったなあ」
とぼやいた時に、マネージャーの沼澤から、
「末吉さんにしては珍しいですねえ」
とひとこと。

お前なあ・・・曲数が違うし、
基本的に曲の難易度が違うがな・・・

ちょっと悔しかったので、
夕べは譜面とにらめっこで寝るヒマ惜しんでイメージトレーニングをし、
「今日のリハでミストーンをしたらもうギャラはいらん!」
という意気込みで臨んだが、嫁に
「それはイカン!!ギャラはいらんじゃのうて奥さんの口座に振り込むように」
と言われたが、それが正しい!!
だいたい1回しか聞いたことのない曲を、
その時の走り書きを見ながらノーミスで演奏するのは不可能である。
今日もミストーンを連発しながら通しリハを終えた。

今日はリハの録音を聞きながら車で帰ったけど、
まあミスは多いが以外とリズムは狂ってないし、
なかなか責任感の強いドラマーであると思った。

しかし悔しい・・・

昨日でライブだった岡崎はんが、
昨日泊まった仮谷邸に携帯を忘れたと言うので再び車に乗せ八王子に連れて帰った。
どうせなら今日のライブを見に行こうということで、
セルフ打ち上げも兼ねてアカペラグループ「4tune」のライブを聞いて絶句!!

こいつらレベル高過ぎ!!

4tune.JPG

先日ラーメン屋でテレビで流れていたバラエティーのアカペラコンテストを見て、
思わずラーメンを吐き出しそうになった記憶が思い出される。
審査員が絶賛して勝ち残ってゆく全てのグループは、
耳元で叩くチャイナシンバルで破壊されているワシの耳で聞いても「音痴」である。

ド、ミ、ソの和音ぐらいしかやってないんだからちゃんとやれよ!!
と言いたくなる。
「ソ」の担当の人はずーっとフラットしてるし、
「ミ」の担当の人は最後まで上がったり下がったり音程をさぐっている。

しかし審査員は絶賛!!
「感激した」と言って大きな点数を入れる。

お前らワシより耳悪いぞ!!

その時は少なからず思った。
テレビで取り上げられるような人達なんだからそこそこ上手いのだろう。
そんな人達がやがてデビューしてスターとなる。

そうやって日本の音楽界は作られてゆく・・・

ところが今日見たこの4tuneはどうだ!!
岡崎はんは「お前らほんまに日本人か!!」と絶叫した。
ワシは不覚にも彼女たちのハーモニーに涙した。

お前ら上手過ぎ!!

音程が合う、合わんなんてのはレベルの外。
音程は合ってて当たり前なのである。
ド、ミ、ソなんてレベルじゃない、
メジャー7th、9th、13thなんて当たり前、
そんな複雑なハーモニーをぴたりと合わせる。

三科さんという超絶ボーカリストは二井原も聞きに来て絶賛していた。
そんな超絶ボーカリストが4人いるのだ。
これが凄くないわけがない!!

ワシは感激した。

ドラムはリズムがよれても「味」だという人がいる。
しかしワシはそうは思わない。
ちゃんと叩けて初めて「味」があるのである。
ひとつのことがちゃんと出来るミュージシャンだけが次ぎに行ける。

そんなことを教えられたような素晴らしいライブだった。
ワシももっと頑張って「完璧な」ドラムを叩かねばならん。
19日のX.Y.Z.→AファンキープロデュースDAYに向けて「完璧な」プロデュースをせねばならん。

レベルを超えた何かには大きな「感激」がある。
ワシもそこを目指して日々努力するのじゃ!!

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