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2013/12/09

ファンキー末吉定例ライブin天津

天津は思い出深い街である。

初めて中国に来て地下クラブで当時アンダーグラウンドだった黒豹のライブに遭遇し、
「俺にドラムを叩かせろ!!」
となり、次の月の彼らの天津でのライブ(奇しくも天安門事件の1年後である1990年6月4日)でドラムを叩いた。

ライブと言っても天津電視台主催のオムニバスコンサートで、
当時天津電視台だけがロックに寛容なテレビ局で、
歌謡曲歌手などと共に北京から当時アンダーグラウンドであったロックバンドを呼んでいたのだ。

警備はもちろん人民解放軍で、
「会場に着いたら絶対口を開くな。外国人だとバレたらどんな目に遭うやらわからない」
と言われてた状況で、緊張しながらドラムを叩いた。

ドラムソロが終わって地響きのような歓声が上がったが、
目を開けて客席を見ると誰も立ち上がらず座っている。

狐につままれたような思いでステージを降りるとまた怒濤のような歓声が上がる・・・。
後に「立ち上がったら逮捕される」という時代だったと聞いた(怖)。

北京から130kmのお隣のこの街へは、それから何故かそんなに足を運ぶことがない。
一度布衣のライブで行ったのと、張張のライブで行ったのと・・・

毎月中国で行っている「Funky和他的朋友们」をブッキングしてくれている老呉(LaoWu)
「今月は天津でいいか?」
ということで久しぶりにこの街にやって来た。

天津師範大学の近くにあるアンダーグラウンドな感じのライブハウス。

TianJinJiuGeClub.jpg

会場に入ったら数人の若者が緊張してワシらを迎える。

見た感じどうもスタッフという感じではない。
学生が開場前のライブハウスにたむろしてる感じである。

リハが始まる。
まるでその若者達相手に「公開リハ」をやってるような感じである(笑)

小畑秀光の曲はベースの亀仙(GuiXian)が初めて弾く曲が多いので、
仕方がないので最初から最後まで7曲通す(地獄)!!

公開リハの観客は大喜び(笑)

BeiBeiと布衣のリハもちょこっとだけやってメシ食って本番!!
しょっぱなの小畑秀光がこれが盛り上がった・・・

TianJinJiuGeClubAudience.jpg

学生が多いのだろう、若者が狂喜乱舞し、モッシュをしたり暴れ回る。

小畑秀光がいきなりテンションMAX!!
思えば日本でアンダーグラウンドな彼はこんな満席に近い客がこれほど自分の音楽に狂喜乱舞している状況はあまりないのだろう・・・

おいおい・・・そんなにテンション上げるとテンポも上がるし音量も上がるし・・・
ワシ・・・午前中にリハやって、会場でまた通して、これでお前のライブ3ステージ目・・・(涙)

お前はこの7曲で死ねばよいが、ワシ・・・その後2つバンドでドラム叩かないかんのに・・・

その後ステージを降りた後も写真だサインだにもみくちゃにされてたようだ。
中国人遠慮がないからなぁ・・・(笑)

ワシもよく「電話番号教えてくれ」と言われるが、
「それ聞いてどないすんの?」と突っ込みたくなる(>_<)

言葉も通じないのに友達も出来たようで勝手にそいつらとメシ食いに行くし、
何か小畑秀光が中国に増殖しているような気がする(笑)。

ワシも最初の頃は言葉も喋れないのにとにかくこっちの仲間に飛び込んで行った。
今ではその仲間がみんな大物になってしまったので仕事には事欠かない。

ワシで25年かかって今があるんじゃから、
お前も50年ぐらいかければワシぐらいにはなれるぞ(笑)

問題は「言葉」やな・・・日本語の漢字も書けんからやっぱ無理か・・・(笑)

ファンキー末吉の中国定例ライブ、
来月は寧夏省銀川で1月10日辺りの予定。

しゃーないなぁ・・・小畑も連れてくか・・・

TianJinJiuGeClubFunkyDruming.jpg

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