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2013/06/11

知ってましたか?タムホルダー

今日のライブは高松オリーブホール。
昔は爆風スランプなどで来てた、「ライブハウス」と言うよりは「コンサートホール」である。

ドラムセットもパールのスタンダードメイプルが置いてあった。

ヘッドはピンストライプが張られていて、
よくあるライブハウスのようにベコベコのヘッドではない。

いいドラム、悪いドラムというのはワシはあまり気にしないが、
(パールの人に「ファンキーさん長年モニターして頂いて本当にありがたいのですが、一言言わせて頂いていいですか。あんたどのドラム叩いても音いっしょ!!(笑)」と言われた男である)
悪いドラムというのはやたらチューニングに時間がかかったりして大変であるが、いいドラムはちょちょちょいとすぐにチューニング出来たりするから楽である。

今日のドラムセットもちょちょいといじったらすぐにチューニング出来た。

鳴りがいいドラムは軽く叩いてもドーンと音が響いて、
その音に「叩かされる」という感じもあって、
その日のライブの出来自体を左右する大きな要因にもなって来る。

まずはフロアタムをチューニングして次には14インチのタム。
もうひとつのタムが13インチなのでこれは意識してちょっと低めにチューニングする。

どこの誰がやり始めたのか、この12、13、16の並びというのはワシはあまり理解出来ない。
自分のセットでは8、10、12、14、16と全て偶数で揃えている。

16から13の口径の差に比べて13から12の口径の差は大きくなく、
タムにはそれ自身が一番大きな音で鳴る音程があり、
その音程差も13と14では近くなってしまうので、
意識して14はちょっと低めに、13はちょっと高めにチューニングするのだ。

チューニングはバッチシ!!
しかしマウントしてみると全然鳴らない・・・

これはタムホルダーがタムの鳴りと共振してしまい、
ちょうどそれを打ち消し合う共鳴となって全く鳴らなくなってしまうのだ。

これは実はよくあることで、
タムに挿すホルダーの長さを調整してやることによって解決する。

パールだけがそうかと思ったら、
菅沼孝三に聞いてみたらヤマハでもやっぱりそうらしい。

まあ物理的にモノが振動するのだから、
ちょうどその周波数で振動するホルダーだと打ち消しあって鳴らなくなるのは逃れられない宿命なのかも知れない。

いつものようにタムホルダーに挿す深さを調整したのだが、
今日のドラムセットはどの長さにしてもタムが鳴らない。

調べてみるとタムホルダーの首の部分のネジがちゃんと締まらなくなっていてグラグラしているのだ。
タムをマウントした状態ではその重さでそれ以上下には下がらないように固定されている形になっているが、
手で持ち上げると数センチ持ち上がる。

つまりタムを叩くと一瞬持ち上がるのでそれで振動を吸収してしまうのだ。

2本あるタムホルダーが2本ともそうなので、
またお互いが共振してよけい鳴らなくなっている部分もあるようだ。

仕方がないのでひとつをスタンドに直挿しにして、
バスドラにマウントするのをひとつだけにしてみた。

期せずしてイアンペイスみたいなセッティングである。
(Deep Purpleモノ頑張ろっ)

image.jpg

まあタムホルダーのせいなので根本的な解決にはならないが、
それでもいくらかはマシになった。

皆さん、タムホルダーってのも結構侮ってはいけませんぞ!!

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