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2012/02/12

凄い時代になったもんじゃ・・・(Gtalk編)

いやー年末のX.Y.Z.→Aライブを日中をネットでつないで敢行した時も凄かったが、
今回はレコーディングである!!

もともとは「急ぎの仕事」ということで電話が来たのが始まりである。
中国語で子供の歌を録音してくれと言う。

日本で中国語をネイティブに歌える子供を探すのは至難の業じゃが、
中国ならいくらでもいる。

ゆえにそのレコーディングは北京でやる!!

・・・とここまではいつもの仕事のやり方なのでいいのじゃが、
ところがそのレコーディングの日にワシはおふくろの入院とかがあって北京に行くわけにはいかん。

しかしいつも一緒に仕事をしている仲間達がいるので別にワシがわざわざそっちに行かなくてもおそらくは完璧にやりこなしてくれるだろう・・・

ということで段取りだけすることにして「お任せ」していた。

日本の古いアニメ曲だというのでまず向こうで歌われている歌詞を取り寄せる。
日本には出版社とかいろいろ難しい関所がたくさんあるので、
クライアントさんとしてもなかなか一筋縄にはいかない。

「その中国語詞は日本語の元詞と比べたらちょっと意味が違うところがあるじゃないか!!」
というわけで結局全部作り直すことになる。

まあこの辺も作詞家ならたくさん知り合いもいるし、
LaoWuもよくそんな仕事を振ったことがあるので慣れたもんである。

アレンジは日本で制作スタッフ側がやるというので完成したバッキングデータを取り寄せて、
メロ譜も取り寄せて送りつけてある。

これで詞のOKが出たらそれで問題なし!!

というわけだがまあこの辺は紆余曲折あって何とかOK!!

ところがクライアントの北京支社のお偉いさんが、
「じゃあ私もそのスタジオに見学に行きましょう」
となって日中が大慌て!!

日本側の制作スタッフも
「制作側だけでお任せしてもらうことになってたのに・・・」
と慌て気味。

往々にしてこんな時には「お偉いさんの一言」によってこれまでやって来たことが水泡と化すことも珍しくないのだ。

しかも中国側に実際に仕事を振っているワシ自身がその人のことを全然知らない。
中国側に取っては「どこの誰やら全くわからない人」が現場に来るのだ・・・

うーむ・・・すぐにチケット取って北京に飛ぶか・・・
と考えたが間に合わない。

よし!!ということでまたネットでつなぐことにした!!

前回はFacetimeというAppleのシステムを使ったが、
これはお互いがApple製品、しかもパソコンにはOS Lionが入ってないと使えない。

どんなパソコンのどんなシステムでもつながるやり方はないのか・・・
と探すこと数日、
Gtalkというのがよさそうだというので試してみた。

Gmailアドレスさえ持っていればパソコンは選ばない。
うちのアシスタントのWindowsパソコンでも大丈夫なのじゃ!!

中国携帯のSMSなどでやりとりしながらスタジオにGtalkをつないだ。

よくストリングスをレコーディングしたり、
ドラムで中国ロックの名盤に参加したりしたスタジオが映像に現れた。

GtalkCapture.png

懐かしい・・・

そう言えばパスポート盗まれてから今年になってまだ一度も北京に帰ってないのだ・・・

懐かしい仲間とお喋りしているうちにふと気がついた。
日本側の制作会社も同じ時間にパソコンの前でずーっと待機しているではないか・・・

何とかその人達にもこの映像を見せてやりたい。
何とか3人でビデオチャットが出来ないものか・・・

しかし基本的にパソコンのカメラをひとりに独占されてしまうのでそれは不可能のようだ・・・

じゃあ何とかiPad2を使ってつなげないものか・・・

というわけで探してみるとVtokというアプリが見つかった。
これはGtalkをiPad2で使うことが出来るというものだったのだ。

自分のパソコンとiPad2をつないでみるとこれがバッチシつながる。

ところが日本の制作側のパソコンとはうまくつなげなかった。
他のシステムはないものか・・・

一番オーソドックスなシステム「Skype」があるではないか!!

というわけでiPad2と制作会社のパソコンをSkypeでつないで、
うちのパソコンの画面の前に置いて北京の映像を見せる。

制作側の声はiPad2から出るので、
必然的にワシのパソコンのマイクで拾って北京のクライアントにも聞こえる。

ワシも含めて3者が相談しながらうまくレコーディングが出来たぞ!!

最終チェックは大音量で歌を流してもらい、
それを聞いて3者がOKを出してレコーディング終了!!

後は北京から送られて来る歌データを転送して日本でミックスダウンが行われて完成!!というわけだ。

いやー凄い時代になったもんじゃ・・・

いや、この分じゃとこれからもっともっと凄いものが出て来るぞ!!
楽しみじゃ・・・

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