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2010/11/30

システム総取っ替え

仕事というのは来ない時には全然来ないくせに来る時にはいっぺんに来る。
普段全然鳴らない電話が、鳴ったと思ったらキャッチになるのと同じである。

北京で3つのアルバムを抱えて日本に帰って来た。

まずは1枚目からずーっとやっているBeiBeiのアルバム。
ま、これはいい。こいつには随分貸しがあるから一番後回しにして待たせとけばよい。

そして紅焼肉楽隊のレコーディング。
ま、これはドラムだけなので始まったら数日で終わるだろうからよい。

ところがいきなり決まったラップ歌手のアルバムはそうはいかない。
アルバム1枚をひとりでプロデュースせねばならんし、
アレンジもしてレコーディングもせねばならん。
おまけに前金ももらってしまったので逃げるわけにはいかん・・・

と言いながら日本に逃げて来て和佐田のツアーを回ってた。

毎日ドラム叩いて美味いもん食って酒飲んで、
そんなことしながら実は八王子のファンキースタジオでは仮谷くんに、
張張のプロデュースしてるアルバムのミックスをやってもらったりもしている。

ファイルの受け渡しをしたりメールで双方の通訳をしたり、
おまけに中国語の歌詞の部分部分の上げ下げまでオーダーが来たので、
歌詞が分からない仮谷くんには無理である。

仕方がない・・・ワシがやるか・・・

そんな時に限って中国用の携帯電話が鳴る。
「今北京か?日本か?」
だいたいはドラムのレコーディングの仕事なので
「いついつ帰るよ」
ですむのだが、今回はアレンジの仕事である。

誰かに振るか?・・・仮谷くん・・・忙しいか・・・
北京の若い衆・・・

あ、そう言えば北京ではみんなCuBaseからLogicに移行してしまっている。
あの張張まで嬉しそうに新しいMacを見せびらかしていたではないか・・・

システムを変えようかどうしようか・・・

これって変えてしまうとまたインストールで一晩徹夜、
ソフトの概念を把握するのに数日徹夜、
操作を把握するのに数日徹夜、
そして全ての音色を聴いてみるのに数日徹夜せねばならない。

そんなこんなで声優の作曲の作り直しが待っている。
何とかワシとのコラボを実現させようと頑張ってくれてる友人のためにも、
何とかプレゼンに通るような楽曲を提出してやりたいのじゃが、
クライアントに分かりやすいDEMOを作る時間がもうない。

プレゼンに通ったとしてもそれをまた同じようなやりとりをしながらアレンジしてゆく時間もない・・・

「どなたかアレンジャーを立ててもらえませんか」
自分で膨大なやり取りをするよりも、
もう「作曲」だけに専念した方が楽である。
通った場合にはそのアレンジはお願いしますから、
通らせるやり取りのインターフェイスになって下さいというわけだ。

ちょうど今、仮谷くんと張張との間でワシがやってるような仕事である。

紹介してもらったアレンジャーに電話をかけて聞いてみた。
「音楽ソフトは何を使ってアレンジしてますか?」
もし同じソフトだったらデータが互換性を持っててやりとりがしやすい。

「私ですか?Logicです」

がびーん!!この一言がワシの背中を押した。
もともとあの中国人が今みんなLogicに移行しているのだ。
どんなソフトも全部海賊版で出回ってて、
それを全部おもちゃのように使いこなして、
最後に「このソフトがいい」となったら当然それが一番いいということになる。
張張も、ラップ歌手もみんなLogicである。

しゃーないな・・・

というわけで新しいMacBook Proを買いに行った。
ワシのMacBook Proではもう容量不足でインストール出来ないのだ。

今夜は徹夜でインストール、
明日から徹夜で「お勉強」である。

しかし子守りしながらそれが出来るかどうかは未知数である・・・

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