2008/11/20
北京・・・寒すぎ・・・
シンガポールは32度だったのに北京は1度である。
院子に帰って来たらバンドの連中がレコーディングしていた。

左の端は最近エンジニア見習でやって来た方言(Fang Yan)なのであるが、
家が遠いと言うことでレコーディングがあるとうちに泊まる。
前回も青島から帰って来たら
突然の寒波で気温が3度。
その頃はまだ石炭を売りに来てないので暖房はナシである。
酔っ払って帰って来た方言(Fang Yan)が
外気と温度が変わらない彼の部屋でホゲーっと寝ているのを見て
「こりゃこいつそのうち凍死するな」
と思ったらまだ生きてた。
「俺のいない時は勉強だと思って友達のバンドとかレコーディングしてあげなさい」
と言ってあったので、
真面目だけが取り柄の彼は毎日レコーディングしていたらしい。
(もちろんタダで)
一昨日からめっきり寒くなったという北京。
服を着込んで電気ストーブひとつでレコーディングしていたバンドの連中も、
「これでは寒くて指も動かない」ということでやっと石炭を購入、
ワシが帰って来た時には自慢の畳の部屋もそこそこ暖かい。
問題は誰がこの石炭を炊き続けるかである。
数時間ごとに石炭をくべてないと消えてしまい、
そうなるとまた薪から火をつけねばならないので大変である。
嫁がいる時は夜中なんか凍えて目が覚めたりしたら、
お互いに膀胱のあたりをつつき合って、
おしっこが我慢できなくなった方が石炭をくべに行くことになっていたが、
酔っ払ったら凍死するまで起きない人間が相手ではそうもいかない。
仕方がないので近所の貧乏人に金を与えて定期的に石炭をくべてもらおう。
そうなるとまた泥棒が心配なのじゃが・・・
明日からまたドラムクリニックで山西省に行く。

