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2016年11月22日

中国ロック30年の歴史コンサートin上海

YaoGun30ShangHaiPoster.jpg

リハーサル360度写真

朝までレコーディングしてそのまま飛行機に乗って上海大舞台(上海体育館のことをこう呼ぶ)で明日のゲネプロ!! 今回の中国ロック30年の歴史コンサートでは6つのバンドでドラムを叩きます〜 しかしこの大舞台がワシの古い友人達だけで満員になるんやから凄いわなぁ・・・ - Spherical Image - RICOH THETA


2016年5月9日、ちょうど崔健(Cui Jian)が30年前のこの日に「一无所有」を歌った同じ工人体育館にて行われた北京でのこのコンサートから始まって、
「ツアー」と銘打っているだけあって次には長春にて開催!!
そして今回は上海というわけである・・・

しかし12月24日に予定されていた西安はどうやら中止になるらしく、
この「中国ロック30年」と銘打ったコンサートはこれでどうやら最後となるであろう・・・
(31年と銘打って来年もやるかも知れんが・・・)

前回はこのような有様だったのでリハのスケジュールが取れず、
ワシの参加はふたつのバンドのみだったが、
今回は早くからスケジュールを押さえられていたので6つのバンドで参加!!(凄っ)

まず最初はお決まりの中国ロックメドレー!!


映像はこちら!!)

黒豹(HeiBao)の「Don't Break My Heart」から始まるこのメドレーはワシにとっては感慨深いものであった。

そもそもがワシがここにいるのは1990年に友人に連れられて何の興味もなかった中国にやって来て、
偶然地下クラブで演奏している黒豹のライブを見たからこそである。

その地下クラブでも彼らは確かにこの曲を演奏していた。
ワシをそこに連れて行った張楚(Zhang Chu)がこの曲が始まった途端にポコダンスを始めたので覚えている・・・

「バラードでポコダンス・・・?」

一瞬頭を傾げたワシだったがすぐに
「ロックをどのように聞かなければならないなってのはこの国にはない。
この国のロックは今始まったばかりなのだ!!」
と強く感激したのを覚えている。

そして今回は彼の代表曲「姐々(JieJie)」も演奏した。

その時、彼はワシのホテルで自分の持ち曲をギターで弾いて歌ってくれた。
「ファッキンガバメントはロックを恐れてる!!
俺たちはロックを聞くことも歌うことも出来ないんだ!!」
酒を飲んでそう叫んでいた彼が歌ってくれたこの曲は、
時代が変わって今では中国人なら誰でも知っているロックのスタンダードとなった・・・

そしてメドレー最後の曲は田震(Tian Zhen)の執着(ZhiZhuo)!!
この曲にもちょっとした縁がある。

ワシが日本でアジアの音楽を紹介するラジオ番組をやってた時、
ゲストで出演してくれた彼女がワシのコメントに答えてこんなことを言った。

「あら私はロック界の人間なのよ。知らなかった?(笑)」

失礼ながらてっきりむっちゃ売れてる流行歌手としか思ってなかったワシであるが、
そう言えば彼女はBeyondのマネージャー、レスリーが投資してLaoLuanが切り盛りしていた「紅星」というロックなレコード会社所属だった。

同じレコード会社所属で、当時食うに食えなかった許巍(Xu Wei)が彼女に書いたこの曲は彼女の代表曲となり、
その後この曲を巡って許巍(Xu Wei)と彼女には確執が生まれるようになる。

それを解決したのがLuanShu
許巍(Xu Wei)の北京コンサートの時にゲストで彼女を呼んでこの曲を歌わせて仲直りさせ、
次の許巍(Xu Wei)のアルバムには晴れてこの曲をセルフカバーして収録することが出来た。

そのバージョンでドラムを叩いているのがワシである・・・

中国ロックにもいろんな歴史があり、
このメドレーを叩いている時にいろんな思い出が頭をよぎって懐かしくなった・・・

次にひとつ別のバンドが入って(それはワシが叩かない)その次は張嶺(Zhang Ling)!!
(映像はこちら!!)

彼との思い出と言えばやっぱりこれだろう。
ある時はケンカしてもやっぱ「音楽仲間」として人生を共にしている・・・

そして次は唐朝老五(TangChaoLaoWu)!!


(映像はこちら!!)

もうね、この人たった1曲のために(アコギコーナー1曲バンドコーナー1曲ゆえ)5回もリハすんのよ〜(涙)
まあ久しぶりにバンドで音出すのが楽しいんやな(笑)
・・・というわけでリハも喜んで付き合いますがな〜

11月19日上海中国ロック30年の歴史コンサート唐朝老五のリハーサル!! 超高速のツーバスがあるのでX.Y.Z.→Aモードで上半身裸で叩いてます!! - Spherical Image - RICOH THETA

そして次が初共演!!BEYONDのベーシスト黄家強ことスティーブ!!
いや〜実のところリハも本人は不参加だったのでこの日サウンドチェックの時に初めて顔合わせということになった。

最後のリハはBEYONDのベーシスト、スティーブこと黄家強のリハ!! 知り合って25年、初めてバックバンドとして一緒にプレイします〜 ・・・って本人おらんけど(笑) 大陸ツアー用の若いバンドの中にひとりだけ大御所が放り込まれてみんなむっちゃ緊張して大変(笑) - Spherical Image - RICOH THETA

サウンドチェックと言ってもワシはドラム台んとこに座りっぱなしで、
本人がステージに上がって来る時にドラム台んとこに挨拶に来て、
そのまま歌って帰ってワシはそのまま次のサウンドチェックしてるのでほとんど会話を交わしてない(笑)

本人は「夜サウンドチェックが終わったら飯でも食おうよ」と言ってくれてたが、
ワシが全部の終わったん夜中の3時(>_<)

というわけでいきなり本番でまた会うしかない!!(笑)

YaoGun30ShangHaiHuangJiaQiang.jpg

まあ出番直前にステージ降りてって楽屋に行って
「よろしくね」
とは言ったけど結局声を交わしたのはその2回だけだったぞよ(笑)


(映像はこちら!!)

でもねぇ・・・1曲目の「不再犹豫」が始まった時、
まあこの曲はWINGのコンサートでもいつもやってるBEYONDの代表曲のひとつだけど、
彼と、特に死んだ黄家駒の実の弟と一緒にこの曲を演奏しているというのが何か心に沁みて涙が出て来た・・・

最後の曲「光辉岁月」もしかりである・・・


さて次は元零点(LingDian)のボーカル周晓鸥(Zhou XiaoOu)!!


(映像はこちら!!)

こいつともいろいろあった・・・

零点(ゼロ・ポイント)6万人スタジアムコンサートの時、
ライブレコーディングのためにアメリカからWyn Davisを呼んで、
機材が足りないというので北京じゅうを走り回って探していた時の話だ。

一緒に探してくれてたレコード会社の社長が、
「晓鸥のホームスタジオには確かその機材があったはずだ」
と言って彼を捕まえて話していた時にワシは聞いたのだ。

「これは俺の機材であってバンドとは関係ない」
と言って貸すのを拒んだのを・・・

「俺は誰のために北京じゅう走り回って機材を探してるんだ?
お前のためでもあるんだろがよ!!」

その日以来彼のことはどうも虫が好かんかったのだが、
この狭い中国ロック界でお互いいがみ合ってても仕方がない。

考えてみれば彼はそれだけバンドと仲が悪かったということだ。
その証拠にその後きっぱりとバンドを脱退している。

まあワシに対してどうのこうのというわけでは決してないというわけで今は仲良くやっている。

それというのもこいつ、LuanShu!!
こいつと晓鸥が大の親友になってしまったので、
必然的にワシと会う機会も多く、仲違いしてるわけにもいかなくなったのよね〜(笑)


(映像はこちら!!)

彼自身はシンガーというよりはプロデューサーなのだが、
最優秀プロデューサーに選ばれたり、
映画音楽の主題歌を自分で歌ったりもしてるので、
まあ今では中国ロックの重鎮のひとりであろう。
特にこの死んだロック仲間、唐朝のベーシスト张炬のために書いた「礼物(LiWu)」は、ロック史に残る名曲のひとつと言っても過言はないであろう・・・

YaoGun30ShangHaiLiWu.jpg

思えば张炬が死んだことによって、その後の唐朝はボーカルの丁武(Ding Wu)とギタリストの老五との確執が激化して分裂(>_<)

この中国ロック30年の歴史コンサートに唐朝が出演しない理由にも老五との確執という噂もまことしやかに伝わって来る・・・

「中国人はひとりひとりは龍だがふたり揃うと豚になる」
という諺があるように、
どんなバンドにもムードメーカーがいて、
その存在がふたつ並び立たないはずの龍をうまい事やって存在させているというのはよくある話だ。

BEYONDの場合はそれがドラマーのWINGだろう。

大きな確執がメディアを騒がしているギタリストのポールこと黄貫中とベースの黄家強と仲も、WINGがなんとか頑張って修復して欲しいなといつも思う。
(かと言って自分が爆風スランプのこととなるとそう簡単にいかないのだが・・・笑)

何はともあれ、よくも悪くもこれが現在の中国ロックの大御所たちの「今」である。

願わくばみんないつまでも健康で、
こんな風にしがらみや色んなものを乗り越えてまた集まれるチャンスが毎年あればいいのになと思う。

中国ロック30年の歴史はワシにとっても27年間の奇異な人生の歴史である。

乾杯!!

打ち上げなう〜乾杯!!! - Spherical Image - RICOH THETA

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