ひとりドラムの軌跡

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2013年12月26日

膨大な裁判費用

ついに裁判が始まります。

テレビなどで見るように実際に自分が法廷にに立って向こうの弁護士に厳しく尋問されるのかと思ってたら、
こうして弁護士を立てて全てを委任して裁判をやる場合
(それがほとんどなのでしょうが)、
被告人本人が尋問などを求められたとき以外は出廷することの方が少ないそうです。

この裁判は数年かかります。
早くても1〜2年、こじれればもっと長くかかるかも・・・

それを私の代わりに戦ってくれる弁護士にお支払いする報酬、
これがひとりの弁護士で少なくとも100万以上、
更に著作権の専門家、独占禁止法の専門家の弁護士などを呼んだらもっとかかる、
というのはその仕事量を見れば、考えようによっては安いと言えるかも知れません・・・

弁護士というのは通常は「時給」で、
飛び込みで弁護士事務所の門を叩いて、
例えば離婚の相談などふんふんと聞いてくれて、
じゃあ案件をまとめてメールしますよと言ってそれをふむふむと考える時間も全て時給である。

まあ時給がLive Bar X.Y.Z.→Aのバイトのように800円というわけはないので、
数年この事件を担当するだけで時給換算すると1000万は超えるだろうという話です(怖)。
(もちろん時給で請求せずに額を決めてくれますが)

しかもこの「弁護費用」というのは勝っても負けても払わなければならない。

負けたら現在JASRACから損害賠償他で請求が来ているのが600万以上。
おまけに現在進行形で毎月7万円以上の損害賠償額が加わり、
裁判が長引けばそれに延滞料金も加わる。

おまけに負ければ店は営業出来なくなるから、
物件を現状復帰で解約して出てゆくのを含めたら軽く1000万の借金を被ることになる。

しかし勝ったら勝ったで実は問題なのです。
なぜなら向こうは負けたら必ず控訴して来る会社なのですから・・・

高裁、そして最高裁へと更に2回この戦いは続き、
そうなれば裁判は更に高度となり弁護費用はもっとかかることとなる。

結局勝っても負けても私には1千万近い借金が残るだけの戦いなのです。

そんな私を見るに見かねて、
とある方が「ファンキー末吉支援者の会」というのを作ってくれました。

金がある時はぱーっと使い、
なくなったら「何とかなるさ」と借金をするキリギリス人生で、
こうして自分に身に降り掛かった火の粉を払う経済力もない自分が歯がゆいですが、
戦争というのは金がある方が勝つというのも真理で、
「あったら必ず勝てる」というものでもないのですが
「なければ確実に負ける」というのは事実です。

少々の掩護射撃でも非常にありがたいですし、
何よりもこうして応援してくれるという「気持ち」がとてもありがたいです。

私の来年もこの戦いで明けるでしょうが、
皆様の来年がよい年になりますようにお祈り致します。

そして次の世代に残すこの世の中が少しでもいい世の中になりますように。

よいお年を。

Posted by ファンキー末吉 at:08:56 | 固定リンク

2013年12月21日

誰でも叩けるドラムソロ

先日はで「ファンキー末吉とドラムミーティング」なるイベントを行った。

「ファンキー末吉と飲みながらドラムのことを語り合おう」
というこれまたコアな内容の飲み会に、
誰が来るんだろうと思ってたら意外とたくさんの人が集まってくれてびっくりした(笑)

ドラムクリニックなんかをやっても
「では何か質問がある人!!」
と言っても誰も手を挙げないくせに、
全部終わって片付けとかしてたらみんな質問に来るという現象を日本でも中国でもよく経験したが、
こうして飲みながら質問するというのはハードルがかなり低いのでみんなも楽しいのだろう。

まずは店のドラムセットをメンテ!!
ヘッドを全部外して緩んでいるネジを全部締める。

入場料払ってやって来た客にそれを手伝わせたり、
六角レンチがなかったら客に買いに行かせたりと、
前半はゆる〜くゆる〜く始まり、
タムのチューニングの時にはとくとくと持論を説いてみたり、
まあ中盤から徐々に「ドラムミーティング」っぽくなって来る。

酒を飲んだらドラムを叩けなくなるのでセッティングが終わったらさっさとデモ演奏!!
全中国パールクリニックツアーのために作ったVisionRocks等の曲を数曲演奏して「飲み」!!

飲みながらゆる〜く色んな質問に答えてゆく。
聞く方も答える方も飲んでるのだから遠慮がない(笑)

そのうち「おいお前、ドラム叩け!!」と客をステージに上げる。

老若男女入り乱れていろいろドラムを叩かせているうちに、
小畑秀光のバンド「秀光」のドラマー、響太の番になり、
「お前ドラムソロって出来る?」
という話になった。

「いや、出来ません」
と言うので、
「それじゃあ俺が出来るようにしてやろう」
となる。

ドラマーにとってドラムソロは高嶺の花のように思えるだろうが、
コツさえ掴めば簡単なことなのぢゃよ。

要は「構成力」!!

特にテンポの決まってないフリースタイルのドラムソロは、
自分の叩けるフレーズをどう組み立てるかということだけによってびっくりするほど完成されたドラムソロになる。

「取りあえず好きに叩いてみて」
出来ても出来なくても取りあえずソロを叩かせてみる。

「出来ません」
と言って途中で挫折するのだが、それでもいろんな叩けるフレーズ、叩きたいフレーズが出て来る。
その中で印象に残ったフレーズ、ああこれを叩きたいんだなというフレーズを頭に留めておくのだ。

「じゃぁソロを作りましょう」
フレーズを整理してゆく。

「まず初っ端はさっき叩いたシンバルものね!!」
初っ端は「掴み」なのでインパクトが必要である。

「次はタムものね」
タム回しには所々ブレークを入れるように指示する。
その方が単調にならなくてよい。

「じゃあ次はリズムもの」
本人が叩きたがってた6連のバスドラの前に16分のバスドラを付け加える。
ここは少々テンションを落としてもいいのだ。
ウルトラマンを見てみろ、
最初っからスペシウム光線を出せばいいのにその前に長々と空手チョップだのを出しておる。
つまり空手チョップみたいなユルい技を出しとかねばスペシウム光線も効きやしないのだ。

ところがやりたがってた6連のフレーズもいざやってみると怪獣が倒れるまではいかない。
「じゃあそこでもう一度16分に戻ってみて」
押すばかりでは怪獣にも効果がない。
時には引いてみるのも効果的である。

「じゃあ最後にブラスト!!」
デスメタルなどにある4倍速のビート、
この速度でやると死んでしまうだろうが遠慮なく死んで下さい!!(笑)

ちゃんと叩けるか叩けないかは関係ない、死ぬか死なないかなのです。
ここで見事死んでしまえたらドラムソロは完成です!!

あ、死んだ・・・

いや、もう一回最初っから同じように叩いてみてくれる?・・・
最後にもっと盛り上げるフィナーレが必要じゃが・・・
何?もう技がない?・・・じゃあ簡単なのを伝授しよう。
シンバル叩いて最初はゆっくりから段々速く、最後にはやはり死んで頂こう!!

あ、死んだ・・・

いかんいかん、忘れんように一度録画しとくから最初っからもう一回叩いてくれる?(笑)

かくして響太のドラムソロが出来上がった。

おう、叩けるフレーズだけで見事にドラムソロが完成されておる!!

あとは毎回ライブでやって技を足したり引いたりしてゆけばよい。
「間」とかはお客さんがいないと実際わからんからの〜

秀光ライブスケジュール

見届けに行ってやって下され〜

Posted by ファンキー末吉 at:14:28 | 固定リンク

2013年12月18日

喉が痛い・・・

昔から喉が弱いのだと思う。

身体は元気なので風邪ではないのだろうが、
一昨日から喉が痛くて声もガラガラ・・・。

大橋セッション終わって大酒飲んではしゃぎ過ぎたか・・・

二井原実曰く、別に酒を飲むこと自体は直接喉に悪いとかはないそうだが、
タバコの煙や空気の悪いところで酒飲んだらまた大きな声を出すのがよくないそうだ。

喉は昔から弱い。
20歳ぐらいの頃タバコの吸い過ぎで「慢性気管支炎」と診断されたことがある。

「何年ぐらいタバコ吸ってましたか?
それぐらいかけて悪くなったんだからそれぐらいかけないと良くなりませんよ」

まあ高校の頃から吸ってたからなぁ・・・(これナイショ)

もともとタバコなんかちっとも美味しいと思わない。
むしろ喉がイガイガして嫌いである。

ところが中国とかでやたらタバコを勧められるのでついつい一口吸うと、
これがもうずーっとやめられない(>_<)

あらゆる麻薬は精神がそれに依存すると言うが、
タバコは肉体にも大きく依存するヒドい麻薬だと思う。

酒は飲んだら気持ちよくなるのでまた飲みたくなるが、
タバコは吸っても全然気持ちなんかよくないのにもうやめられない。

タバコを吸う→喉がイガイガする→やめようと思うがまた吸う→
最後には気管支炎になって1週間ほど寝込む。

治る→またひょんなことから吸い始める→やめられない→寝込む
これを毎回毎回繰り返す。

人間とは学習しない動物だと言われているが、
さすがに何度も寝込んでいるとそのスパンは数年になり、
ここ10年近くタバコは吸ってない。

なのにまた気管支炎のような症状・・・(涙)

まあこれはきっと50本ツアーの時からちょっと風邪気味だったのだろう。
X.Y.Z.→Aのファイナルも終わり、裁判関係の書類作りも一段落したと思ったら突然ドバーっと出たのだろう。

これを風邪にしないうちに直さねばならない。
酒をやめるのじゃ・・・明日まで(笑)

明日は店でドラムミーティング。
ドラムに関して酒飲みながら語り合うのぢゃよ。

もちろん店のドラムセットもヘッドを総張り替え!!メンテもします。
チューニングに悩んでるドラマーは早めに来て一緒にチューニングしよう。

18時半から飲み始め、19時半にはチューニング開始、
20時過ぎには何か叩いてるかな・・・酔い潰れてたら叩けませんが・・・

ドラムに興味のある方もない方も飲みにお集まり下さい。


2013年 12月19日(木)
ファンキー末吉とドラムミーティング

ファンキー末吉と飲みながらドラムのことに関してとことん話し合う会!!
普段から持っている疑問をとことんぶつけてみるもよし、
音源を持って来てコピーしたいフレーズを一緒にとことん研究するもよし、
ドラムヒーローについて語り合うもよし。

18時半開場即飲み始め!!
チャージ:1000円(+1000円の飲食代がかかります)

もちろんドラムも叩けます〜

Posted by ファンキー末吉 at:16:10 | 固定リンク

2013年12月 9日

ファンキー末吉定例ライブin天津

天津は思い出深い街である。

初めて中国に来て地下クラブで当時アンダーグラウンドだった黒豹のライブに遭遇し、
「俺にドラムを叩かせろ!!」
となり、次の月の彼らの天津でのライブ(奇しくも天安門事件の1年後である1990年6月4日)でドラムを叩いた。

ライブと言っても天津電視台主催のオムニバスコンサートで、
当時天津電視台だけがロックに寛容なテレビ局で、
歌謡曲歌手などと共に北京から当時アンダーグラウンドであったロックバンドを呼んでいたのだ。

警備はもちろん人民解放軍で、
「会場に着いたら絶対口を開くな。外国人だとバレたらどんな目に遭うやらわからない」
と言われてた状況で、緊張しながらドラムを叩いた。

ドラムソロが終わって地響きのような歓声が上がったが、
目を開けて客席を見ると誰も立ち上がらず座っている。

狐につままれたような思いでステージを降りるとまた怒濤のような歓声が上がる・・・。
後に「立ち上がったら逮捕される」という時代だったと聞いた(怖)。

北京から130kmのお隣のこの街へは、それから何故かそんなに足を運ぶことがない。
一度布衣のライブで行ったのと、張張のライブで行ったのと・・・

毎月中国で行っている「Funky和他的朋友们」をブッキングしてくれている老呉(LaoWu)
「今月は天津でいいか?」
ということで久しぶりにこの街にやって来た。

天津師範大学の近くにあるアンダーグラウンドな感じのライブハウス。

TianJinJiuGeClub.jpg

会場に入ったら数人の若者が緊張してワシらを迎える。

見た感じどうもスタッフという感じではない。
学生が開場前のライブハウスにたむろしてる感じである。

リハが始まる。
まるでその若者達相手に「公開リハ」をやってるような感じである(笑)

小畑秀光の曲はベースの亀仙(GuiXian)が初めて弾く曲が多いので、
仕方がないので最初から最後まで7曲通す(地獄)!!

公開リハの観客は大喜び(笑)

BeiBeiと布衣のリハもちょこっとだけやってメシ食って本番!!
しょっぱなの小畑秀光がこれが盛り上がった・・・

TianJinJiuGeClubAudience.jpg

学生が多いのだろう、若者が狂喜乱舞し、モッシュをしたり暴れ回る。

小畑秀光がいきなりテンションMAX!!
思えば日本でアンダーグラウンドな彼はこんな満席に近い客がこれほど自分の音楽に狂喜乱舞している状況はあまりないのだろう・・・

おいおい・・・そんなにテンション上げるとテンポも上がるし音量も上がるし・・・
ワシ・・・午前中にリハやって、会場でまた通して、これでお前のライブ3ステージ目・・・(涙)

お前はこの7曲で死ねばよいが、ワシ・・・その後2つバンドでドラム叩かないかんのに・・・

その後ステージを降りた後も写真だサインだにもみくちゃにされてたようだ。
中国人遠慮がないからなぁ・・・(笑)

ワシもよく「電話番号教えてくれ」と言われるが、
「それ聞いてどないすんの?」と突っ込みたくなる(>_<)

言葉も通じないのに友達も出来たようで勝手にそいつらとメシ食いに行くし、
何か小畑秀光が中国に増殖しているような気がする(笑)。

ワシも最初の頃は言葉も喋れないのにとにかくこっちの仲間に飛び込んで行った。
今ではその仲間がみんな大物になってしまったので仕事には事欠かない。

ワシで25年かかって今があるんじゃから、
お前も50年ぐらいかければワシぐらいにはなれるぞ(笑)

問題は「言葉」やな・・・日本語の漢字も書けんからやっぱ無理か・・・(笑)

ファンキー末吉の中国定例ライブ、
来月は寧夏省銀川で1月10日辺りの予定。

しゃーないなぁ・・・小畑も連れてくか・・・

TianJinJiuGeClubFunkyDruming.jpg

Posted by ファンキー末吉 at:09:06 | 固定リンク

2013年12月 3日

S君の童貞喪失物語

生まれ育った香川県の実家の2軒隣のS君
(これでほぼ特定されるので伏せ字にしても意味がないのじゃが)
と30年振りに京都で飲んだ。

不思議なことに彼とはお隣さんで同い年でありながら18歳くらいまで一言も言葉を交わしたことがなかった(不思議)

後で聞くところによると、毎日素振りや空手の練習や、硬派一筋のS君は、
隣でバンドなんかをやってチャラチャラしているワシを「いつかシメてやる」ぐらいに思っていたとかいないとか・・・(笑)

それを聞いたのは、そこのお母さんが自宅でスナックをやっていて、
高校3年生の頃からそこに飲みに行ってたからだ。

硬派一筋のS君はもちろん酒など飲まず、
初めて一緒に飲んだのは大学1年生の夏休み、
その頃から何故か一気に仲良くなった。

ワシの家はいつもカギをかけてなかったので、
夜中とかにもよく友達が遊びに来たりしていたが、
その夜はS君、コンドームを握りしめて夜中にワシの部屋にやって来た。

「末吉!!ナンパしに行こう!!」

何故AIDSもない時代にコンドーム?・・・
何が硬派一筋の彼を変えたのかはよくわからないが、
彼はその日に童貞とおさらばしようと心に決めてやって来たのだ。

彼から見たらバンドなんかやってて練習場に女子高生なんかたむろしている軟派な末吉に頼めば何とかなると思ったのだろうが、
ワシは当時付き合っていた彼女はいたがナンパというのはしたことがなかった。

「ディスコ行こう!!ディスコ!!」

S君はやる気満々であるが、
ワシは背伸びして隣のスナックで飲むぐらいが関の山で、
そんなところにもあんまり飲みに
行ったことがなかった。

基本的にダンスなんて・・・踊れんがな・・・(>_<)

その頃オープンしたディスコにフィリピンバンドが入ってて、
「おい、やっぱり外人のバンドは上手いぞ」
とか仲間内で噂になってたディスコには一度行ったことがあるので仕方なくそこに二人で向かった。

バンドはもう入ってなかった。
ワシはちょっと落胆したが、S君はもうギラギラを女の子を物色している。

フロアで年の頃は同い年ぐらいの2人組の女の子が踊っていたのを見つけたS君、
いきなりワシの首根っこを捕まえてこう言った。

「末吉!!おったぞおったぞ!!あれをナンパしてこい!!」

ナンパして来いと言われたって基本的に踊りが踊れん(>_<)
ダンスと言うよりは猿が身体を動かすような風体で二人に近づいてゆくと、
当然のように一瞥されてあっちを向いてしまう。

猿の風体でS君のところに戻ってゆくがS君は絶対に許さない。

「末吉!!こらお前!!この根性なし!!」
と、とにかく怒気が凄い・・・

仕方なくワシはまた猿の風体で女の子に近づいてゆく。

ワシはやっとの思いで声をかけた。
すると女の子は思いもよらない一言をワシにぶつけた。

「あんた平和園の息子さんやろ!!」

げっ!!・・・ワシは猿の風体で踊りながら後ずさりした。

平和園とはうちの実家の中華料理屋の名前で、
彼女がバイトしていたステーキ屋さんに家族で食べに行った時に店長さんから説明されて記憶にあったらしい。

「S君、あれはいかん!!面が割れとる!!他のんにしよ!!」

ワシはそうS君に懇願するのじゃが、夜も更けていて女の子は彼女たちしかいない。

S君は拳を握りしめてワシを威圧して来る。
殴ろうとしたわけではない、
その拳の中にはコンドームが後生大事に握りしめられているのだ。

仕方なく猿のダンスでまた女の子に近づいてゆく。
S君も今度は一緒に来て二人に話しかける。
ワシは面が割れてるので基本的にまるでやる気がない。

「さ、もう帰ろうかな・・・」
わざとそのように持ってゆくがS君は
「飲みに行こう!!」
と必死である。

飲みに行こうったって当時の田舎町はそんな真夜中に飲める店などないのだ。

4人でディスコを出た。
ワシの足は既に家路へと向かっているが、
S君はひとりの女の子を連れて先へ先へ進み、公園の中に入っていった。

公園の中ではぐれたワシらふたりは芝生に寝転んで話し込んでいたが、
何かの雰囲気で彼女がこう言った。

「ねえキスしたことある?」

げげっ!!・・・

小心者のワシである。
面も割れてて、こんな狭い街で自分の付き合っている彼女にでも知れたらと思ったらまるでそんな気になれない。

のらりくらりとかわしていたら
「私に魅力がないんや・・・」
とついに彼女が泣き出した(>_<)

いや、それはそうなのだが・・・
「いやそんなことは・・・」
と言いながら必死でなだめる。

さんざんなだめてやっと泣き止んでから
「じゃあ帰ろうか」
ということになった。

散々である。ワシは家に戻ってベッドに倒れ込んだ。

疲れた・・・

うとうととし始めた頃である。
朝方ガタンとドアが開いてS君が入って来た。

顔は一面の笑顔である。
「末吉ぃ!!やったぞ!!ついにやったぞ!!」

ワシはげんなりである。
S君はそれから延々と自分の初体験をこと細かく説明した。
聞けば相手も初めてだったと言う。

そして最後にこう言ったのだ。
「そいでなぁ、終わってからなぁ、ポケットに千円しかなかったからそれ渡したんや」

えっ?!!!

初体験で青カンなだけでも「変」やのに、
風俗も行ったことのない男がどうしてその相手に金を渡す?!!

この辺は夕べ飲みながら本人に聞いてみたが、
本人もどうしてなのか皆目見当がつかんらしい。

面が割れてない自分を守るために後腐れがないようにしたかったのか、
もしくは純粋に「お礼」の気持ちだったのか・・・

ワシは次の日隣のスナックに飲みに行って、
お母さんに事細かにこのことを全て報告したことは言うまでもない。

まだAVも無かった頃、
エッチな映像を見ようと思ったらヤクザかなんかが主催する「ブルーフィルム」を見るしかなかった時代、
情報と言えばせいぜい「エロ本」ぐらいしかなく、
誰かが1冊でもエロ本を持ってたらそこに友人が全員集まって来るような時代・・・
当時の18歳はこんな「青春りっしんべん」を繰り広げていたんやなぁ・・・シミジミ・・・


聞けばS君のお兄さんが香川県の宇多津という街でライブハウスをやっているらしく、
話のはずみでワシは正月高知に里帰りするついでにそこでライブをやることになった。

小畑秀光を連れて行って、
ベースは「エアバンド」なるものをやっているワシの息子に弾かせてみよう(笑)

S君もお母さんも来るというので、
MCはきっとこの話で持ちきりになるであろう\(^o^)/


ファンキー末吉 TALK & ひとりドラムLIVE (ゲスト小畑秀光Gt.Vo.とド素人の息子Ba.)

1月4日(土)開場5時半開演6時
場所:香川県宇多津Kesera
チャージ3000円(1ドリンク付)

偶然ながら三井ぱんと大村はんも出たことのある店らしく、
「骨付鳥」がむっちゃ美味しいそうです〜

ps.このお話はS君の許可を頂いてUPしております〜
S君、「酔った上のことや〜頼むから消して〜」言うても消さんで〜(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:17:26 | 固定リンク

2013年12月 2日

JASRACよりひどい男

移動日なし連続50本ツアー今日で46本目終了!!

「大丈夫ですか?しんどくないですか?」
と各地でファンや友人からそう聞かれる。

毎日ドラム叩いて移動することに関しては全然しんどくない。
むしろこれを365日やってたって全然構わないと思うが、
よくよく聞くと
「訴訟なんかされて大変じゃないですか?」
という意味らしい。

そりゃ大変ですし、しんどいかしんどくないか聞かれたらそりゃ
「朝から晩まで死ぬ気で詰将棋やってる」
みたいなもんですからそりゃしんどい・・・

理数系のワシは文学書などほとんど読まなかったが、
逆に社会人になってからもヒマな時には数学の参考書を買って読んだりしててて人にびっくりされたことがある。

ゲームなど全くやらないワシにとって、
数学の問題を解くことは人がゲームなんかやってるのと同じだったりするのよ〜。

もちろん例に漏れず小さい時から将棋も大好きで、
「大きくなったらプロの棋士になる」
と思ったこともあるので詰め将棋などもよくやってたが、
いかんせん「根気」が足りない(笑)

プロの棋士は何百手先まで読んで次の一手を決めるが、
ワシはもうめんどくさくなって「玉砕覚悟」で次の一手を決める。

「性格」やなぁ・・・一言で言って「才能」がない(笑)

ところが人生と将棋は似てるようで違うのでそればっかりでは本当に玉砕してしまう。
苦手ではあるが死ぬ気で朝から晩までシミュレーションをし続ける毎日・・・

そりゃしんどいでぇ・・・

そう言えばこの感覚どっかで味わったことあるなあ・・・と思ったら、
ああそれは北朝鮮プロジェクトのドキュメントが初めてニュースで放映されると決まった時だ・・・。

それを放映する日テレも
「右よりの団体が攻撃して来るか左側が来るか、どんな事態になるかわかりませんので取りあえず外国に身を隠した方がいいかも知れませんねえ」
などと言い出す始末。

ワシは吐きそうになりながら殺されないように毎日毎日朝から晩までシミュレーションをしていた。

毎晩毎晩夢の中では「知識人」と呼ばれる人が「朝まで生テレビ」とかでワシを糾弾して、それをかわすシミュレーションを毎晩毎晩夢の中でやっていた。

そりゃ死ぬほどしんどかった・・・

結果的にはワシの心配は杞憂に終わって、
山ほどの苦情の電話を想定して大勢のオペレーターを待機させていた日テレの電話はほとんど鳴らなかった。

今回はそれに比べたら戦いは小さいので誰かに殺されるというものではないが、
それでも毎日毎日朝から晩まで詰め将棋をやってると死にそうになって来る。

モードが悪い方に向かうと自殺してしまうのでいろんな楽しいことでモードを変えるのじゃが、
いやーツアー中なので楽しいことはいっぱいある。

基本的にライブををやっているのだから楽しい!!
英樹さんとかの素晴らしいベースプレイや、王様の抱腹絶倒な喋りや・・・(笑)

50本も連続ライブをやるんだから打ち上げなんかやらなくてもいいのに、
現地現地のお世話になった人と飲んでるとそれはそれで非常に楽しい。

そんな中でワシが何気なく言った一言。

「王様トリオって言ってみたらコスプレですよね〜。
コスプレって今までやったことなかったんですが、やってみると意外と楽しいもんですよねえ・・・」

そこに王様(厳密には「マネージャーの大塚治郎」)が食いついて来た。

「これはねぇ、自分じゃない誰かになるっていうのが楽しいんですよ。
特に僕らみたいに顔面にコンプレックスを持ってる人間にはねえ・・・」

カチン!!!

「おいおい、ワシとお前は確かに似てると人から言われるが、
お前と違ってワシは別に顔面にコンプレックスなど持ったことないぞ!!!」

「え?」

と王様(厳密にはマネージャーの大塚治郎)・・・まるで
「あんたその顔面でまさかコンプレックスを持ってなかったりするんですか?」
と言わんばかりである。

カチン!!!

別にワシは逆に自分の顔面に自信を持ってるほどナルシストではないが、
正直な話、別にコンプレックスなどは持ったことはない。

男前の方がそりゃ人生は楽しいことがいっぱいあるだろうことは重々分かるが、
ワシはその分ドラムが人より上手いからそれでもっと楽しいことがいっぱいあるのぢゃ!!
だから二井原にいつも「ブサイク」だと言われても全然気にしない。

ワシぐらいになると顔面がどうであろうが全く関係ないレベルなのぢゃよ、は、は、は!!(はち王子様的高笑い)

それからというもの、毎回毎回飲む度にこの話題が出る。
「あの訴状にあれだけひどいことを書いて来たJASRACでもそんなひどいことは言わんぞ!!」
と今日も盛り上がった。

素敵な仲間が全国にたくさんいて、そのおかげでワシは幸せな人生を送っている。

実はLive Bar X.Y.Z.→Aの常連客のお一人がワシのために弁護団を組んでくれて、
明日の京都のライブが終わったら始発で東京に帰ってミーティングをして次の日また豊橋に戻って来る。

戦いは戦い、どんなにしんどくてももう放棄は出来ない。
コスプレなどしたってそこから逃げることなど出来ないのだ(笑)

この戦いはまだまだあと数年続くだろう・・・
日本中にこんな素敵な仲間がいる限り、どれだけしんどくたって戦い続けていけると思う・・・

顔面(笑)

Posted by ファンキー末吉 at:02:13 | 固定リンク