2011年3月31日
音楽は初期衝動だ!!
昨日から3夜連続、店でいろんなセッションをやっているのだが、
初日の昨日が「三井はん」をゲストにFunkセッションをやった。
まあ半分は抱腹絶倒の大笑いナンバーだったのだが、
最後の方にやったITACHIのナンバーでは突然アドレナリンが沸き出した。
「そーしまっか」というナンバーがあるのだが、
資料用にもらった音源を聞いた時にはまるで印象がなかった。
その音源はブラスが入ってない音源だったのだ。
ところが今回はオリジナル通りブラスが入ったらびっくり!!
そのブラスのフレーズで曲が持っていかれてしまうのだ。
ITACHIというのは爆風スランプと同じ時期に関西で活動していた、
ブラスセクションが入っている本格化FUNKバンドである。
当時は「これ、かっこええな〜」を追求して曲作りやアレンジをやるので、
楽器をやり始めて面白くてたまらない若者が、
手探りで生み出したフレーズにはやはり魂がこもっている。
人を蹴落としてもナンバーワンになることだけを夢見てる若者たち、
金はないが余りあるほどの情熱と時間だけはある。
リハーサルであーでもないこーでもないと作り上げ、
数々のライブでそれに魂を注入する。
初めてITACHIのメンバーと会ったのは、
爆風と対バンで八瀬遊園のイベントに出た時である。
楽屋に挨拶、というよりメンチ切りに来たとしか言えないほど
楽屋の入り口でケンカ腰に悪態をついていたのが和佐田と三井はんである。
「爆風なんかなんぼのもんじゃい!!」
その根拠のない自信のよりどころのひとつがこのブラスフレーズである。
悪魔のリフと言っても過言ではない。
それを聞くと時空を超えてその当時の若者の魂が呼び起こされて来る。
近頃そんな「悪魔的フレーズ」を持つ楽曲が少なくなった。
それはギターリフやアレンジの部分を
多くはプロのアレンジャーが受け持つからである。
そうでなくても往々にして近頃のバンドは
「初期衝動」が「売れること」なんだから仕方がない。
爆風も後期の頃はアレンジャーに全てをゆだねたので少なくなったが、
前期の楽曲では「たいやきやいた」のギターリフにしろ、
「せたがやたがやせ」の間奏のギターリフにしろ、
(これはどちらもワシが考えたので印象に残ってるだけであるが)
単なる「これをやりたい!!」とか、
「かっこええ〜」とかいうその単純な思いが、
そのまま「楽曲」となって完成されている。
X.Y.Z.→A結成の時に、
「初期衝動に忠実にありたい」
という橘高の言葉を改めて実感した夜であった。
ITACHI・・・また再結成でもしてうちでライブやらんか?・・・




